★7/18終業式,2学期始業式は8/26です★

本日の献立/4月21日(木)

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献立名 ・鶏肉の照り焼き
    ・豚肉とじゃがいもの煮もの
    ・切り干しだいこんの炒め煮
    ・三度豆のごまあえ
    ・ごはん、牛乳
栄養価 エネルギー 789kcal、たんぱく質 36.3g、脂質 16.3g

☆切り干しだいこん☆
 切り干しだいこんは、干しだいこんの中の1つで、生のダイコンを切断機などで細く切り、天日で乾燥させたものです。関西では「千切りだいこん」とも呼びます。乾燥させることで、保存性が高まるだけでなく、独特の風味や食感となり、日本の料理として古くから利用されてきました。
 切り干しだいこんは、宮崎県が主産地で、11月中旬ごろから冬の間につくられます。その他の干しだいこんは、各地でさまざまなものがつくられており、乾燥して小口切りにした「花切りだいこん」は主に岡山、徳島でつくられ、三杯酢につけたものの歯触りから「はりはりだいこん」とも言います。寒中に外気で冷凍し乾燥させた「凍りだいこん」は長野や東北地方で作られます。他には、丸ごと乾燥させた「丸干しだいこん」、縦に切って乾燥させた「割り干しだいこん」などがあります。
 原料のダイコンには肉質が緻密で、柔らかく甘味の多い品種が適しているようです。世間ではよく切り干しだいこんにすると栄養価が増えるといわれていますが、生で食べるダイコンと品種の違いもありますし、乾燥によって水分が減っており、また乾燥したまま食べるのではありませんので、同じ重量で比較するのは矛盾がありますが、食品成分表(7訂)の上ではカルシウムは約22倍、鉄分は約16倍、食物繊維も約16倍になっています。しかし、水で戻し、ゆでたり、油で炒めたりしたもので比較すると、鉄分は2〜3倍程度、カルシウムや食物繊維は2〜4倍程度となり、かなり数値は変わりますが、やはり栄養価の高い食品であることは間違いないと思われます。
 今日の給食では、炒め煮として使っています。

本日の献立/4月20日(水)

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献立名 ・ビーフシチュー・ブロッコリー
    ・白身魚のから揚げ
    ・レタスとコーンのサラダ
    ・清見オレンジ
    ・ごはん、牛乳  
栄養価 エネルギー 852kcal、たんぱく質 30.8g、脂質 24.2g

☆清見(きよみ)オレンジ☆
 清見オレンジは、温州ミカン(ウンシュウミカン/普通のみかん)の1種である「宮川早生(みやがわわせ)」とスイートオレンジの1種である「トロビタオレンジ」を組み合わせたもので、1949年に静岡県の果樹研究所で育成され、1979年に「タンゴール農林1」号として公表されました。名前の由来は、育成地である静岡市清水区にある名勝の清見寺(せいけんじ)と、その前面にある海岸が清見潟(きよみがた)ということからついた名のようです。香りはオレンジに似ていて、オレンジよりは皮をむきやすいですが、温州ミカンと比べるとむきにくいです。しかし、果肉は柔らかで、果汁は多く、甘味も強くてとても風味の良いのが特徴です。葯(やく)が退化して花粉がないため、通常は種無しになりますが、多品種の花粉がかかると、少量の種子が入ることがあるようです。3月ごろに収穫され、3〜5月にかけてよく出回ります。また、このようなオレンジとミカン類を組み合わせたものを「タンゴール」と呼び、15日の献立で紹介したデコポンなどもこの仲間になります。

本日の献立/4月19日(火)

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献立名 ・鶏ごぼうご飯
    ・ツナと野菜の炒めもの
    ・揚げポテトもち
    ・ほうれん草のおひたし
    ・ごはん、牛乳
栄養価 エネルギー 786kcal、たんぱく質 32.0g、脂質 19.9g

☆ポテトもち☆
 今日の給食に出てくる「ポテトもち」というのは、マッシュポテト(じゃがいもをつぶし乾燥させたもの)にでんぷん、水あめ、食塩などを合わせ、水分を加えて練り合わせた冷凍食品を菜種油で揚げたものです。給食では冷凍された製品を使っていますが、家庭でも簡単につくることができます。
 つくり方は、ジャガイモをゆでるか、蒸してつぶし、熱いうちに、デンプンを手早く混ぜ合わせます。そうするともちのようになるので、これを好みの大きさに丸めるなどして、形を整えます。これを、油で揚げたり、油をひいたフライパンで焼いたりすると出来上がります。味つけは、塩や、砂糖を加えてもよいですし、また、もちに味をつけなくても、しょうゆや砂糖じょうゆなどをつけて食べてもおいしいです。その他、のりをまく、チーズをのせる、バターを使って焼くなどお好みの方法で食べることができます。また、ジャガイモでなくても、サツマイモやカボチャなどを使用しても作ることができます。おやつや料理の一品につくってみるとけっこう楽しめると思います。
 ジャガイモとデンプンの分量は、その時の状態や好みによっても変わりますが、ジャガイモ2個程度に対し、デンプンは大さじ2杯程度を目安にするとよいと思います。

※明日(4/20)はビーフシチューがありますので、スプーンのご用意をよろしくお願いします。

本日の献立/4月18日(月)

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献立名 ・豚肉の甘辛炒め
    ・ちくわの磯辺揚げ
    ・卵焼き
    ・小松菜のおひたし
    ・すまし汁
    ・ごはん、牛乳
栄養価 エネルギー 834kcal、たんぱく質 36.3g、脂質 26.0g

☆たまねぎ(玉葱)☆
 タマネギの原産地は、諸説がありますが、中央アジアから地中海沿岸とされています。栽培の歴史は古く、古代エジプトやメソポタミア文明が栄えたころに始まったといわれています。ヨーロッパでは肉料理に合うことから、16世紀には各地に広がったようです。日本へは江戸時代にオランダ人が長崎に持ち込んだのが最初とされていますが、当時はネギが普及していたため定着しなかったようです。その後明治時代になってアメリカから導入された品種が、大阪で育成・選抜され、北海道でも栽培が成功し、全国に広まりました。
 日本で栽培されるタマネギは、北海道産が6割を占め、8月から10月ごろにかけて収穫され、貯蔵されたものが、春まで順次出荷されます。本州産のものは、春から夏にかけて、多く出荷されています。大阪府では、「泉州たまねぎ」が「なにわの特産品」として選定されており、水分が多く、甘味があって柔らかいことから、オニオンスライスなど生でも煮てもおいしいことから人気があり、旬の5〜6月を中心に出荷されます。
 タマネギの食用となる部分は、根の部分と思われがちですが、実は茎の根元が膨らんで大きくなった鱗茎(りんけい)と呼ばれる部分で、厳密にいうと葉の部分ということになります。ネギ類の仲間であるニンニクやラッキョウも同じことがいえます。
 タマネギの成分で、最も多いのは糖質で、ビタミン類やミネラル類はあまり多い方ではありませんが、ネギ類に共通の香り成分である硫化アリルは、ビタミンB1の吸収を助け、新陳代謝を活発にします。また、コレステロールの代謝を促し、血液をサラサラにして動脈硬化、高血圧、糖尿病、脳血栓などの予防にも効果が期待されます。タマネギを切った時に涙が出るのもこの硫化アリルが原因で、刺激臭と辛味により目や鼻を刺激することから起こります。
 今日は「豚肉の甘辛炒め」に使っています。

本日の献立/4月15日(金)

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献立名 ・鶏肉のピリ辛焼き
    ・中華煮
    ・いかてんぷら
    ・チンゲンサイの炒めもの
    ・デコポン
    ・ごはん、牛乳
栄養価 エネルギー 807kcal、たんぱく質 34.2g、脂質 24.6g

☆デコポン☆
 デコポンは、1972年に長崎県の果樹研究所で、清見オレンジとポンカンを交配させ育成された品種です。当時は、凸(でこ)が出やすく、皮の表面が荒いので見た目が悪いという理由からあまり出回ることはありませんでした。その後、熊本県宇土群不知火町に伝わり、「不知火(しらぬい)」の名で栽培が広まり、1990年ごろに、その味の良さが認められ、広く普及することになりました。そして、1993年になって「デコポン」の名が、熊本県果実農業協同組合連合会の登録商標となり、不知火の中で、糖度が13度以上、クエン酸1.0以下などの基準を満たしたもののブランド名となりました。暖かい地方での生産が多く、主産地はやはり熊本県となっています。
 ユニークな特徴となっている「デコ」ができるには、気温が関係しており、昼と夜の気温の差が大きいほどデコができやすくなるそうです。中にはデコの出ないものもありますが、味には影響がないとのことです。4月ごろに小さくてかわいい白い花を咲かせ、12〜2月ごろにかけて収穫されます。収穫直後は酸味が強いので、一定期間貯蔵して酸味をぬいたものを2〜4月ごろに出荷します。
 皮の表面は粗いですが、むきやすく、じょうのう膜は薄くて食べやすく、果肉はやわらかで果汁が多く、そして甘味が強くておいしいです。
 ビタミンCを豊富に含んでいるので、皮膚や粘膜の健康維持に効果が期待されます。

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