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「かさ」

 私はいつも正門に立って、登校してくる子ども達と朝のあいさつをしています。元気よく挨拶を返してくれる子どももいます。少し小さめの声で挨拶を返してくれる子どももいます。「出迎え、ご苦労。」とばかりに黙ってうなずくだけの子どももいます。中には、私の存在を無視するかのように通り過ぎる子どももいます。私は登校してきた子ども達全員が「おはようございます。」と気持ちよく挨拶できる金塚小学校になる日を夢見て、明日も正門に立とうと思っています。
 今日は小雨が降る中の登校になりました。傘をささなくてもどうにか登校できるような降り方でしたが、ほとんどの子ども達が傘をさしていました。でも、手に持っているのに傘をささないで登校している子どももいました。「なぜ傘をささないの。」と尋ねると「面倒くさいねん。」「まだ大丈夫やねん。」という子ども達。中には「傘が濡れるから。」という子どももいて笑ってしまいました。「傘」って濡れてこそ役に立つものですよね。(ときどき、駅などでゴルフのクラブ代わりに振っている方もいますが・・・。)子どもっておもしろいなぁと思いました。ここまでならおもしろいなぁですむのですが、困ってしまうのは、今日のような午後から雨が強く降ると言われている日に傘を持ってきていない子どもが案外多いということです。置き傘もしていないようで、私が「帰り、雨が強く降るよ。」と言うと、ほとんどの子どもが「濡れてもええねん。」濡れていいわけはないですよね。子ども達が体調を崩したら大変ですから、以前、何人かの保護者の方から頂いたビニル傘を持たせて下校させることになります。ただ置いてある傘の数には限りがあり、足らなくなることもあります。そんな時は同じ方向に帰る子ども達に相合傘で帰らせていました。今、コロナウイルス感染症予防の観点から言えば、相合傘はまさに密着です。相合傘で帰る子どもの姿は可愛いのですが、今の状況を考えるとそういうわけにはいきません。どうか今日のような日はお子さんが登校するときに「傘、持っていきや。」という声をかけてから、「いってらっしゃい。」と送り出してあげてほしいと思います。ご協力をお願いいたします。
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