金塚の子ども達に提示している「金塚プライド」は次のようなものです。
「金塚小学校は一つの大きな家族です。」
「やさしく話そう。そして、温かく聞こう。」
「たくましい心とかしこい体を育てよう。」
「地域に愛される子どもになろう。」
「あこがれられる高学年になろう。」
「早寝・早起き・朝ごはん。」
「学ぼう。守ろう。そして、整えよう。」
この写真はある学年の雑巾かけとバケツの様子です。手が冷たいのに一生懸命拭き掃除をしてくれたのでしょう。雑巾がしっかり濡れています。でも残念ながら整っていませんね。とても残念な気持ちになりました。
金塚の子ども達はしっかり成長し、その成果を出してくれています。「見える学力」「見えない学力」ともにその力を伸ばしています。それだけにこれはあかんと思いました。その学年の子ども達はこの雑巾かけ・バケツの状況に気がつかなかったのでしょうか。教室の前のドア付近にあるんですよ。気がついていた子どもも多くいたのではないでしょうか。先ず拭き掃除をしてくれた子ども達は反省ですね。気がついていながら放置した子ども達がいたとするならばその子ども達も反省です。
少し前のホームページでも書かせていただきました。教室にゴミが落ちていても、机が揃っていなくても、靴箱の靴が揃っていなくても、給食のおかずの汁を廊下にこぼしても、靴のかかとを踏んでいても・・・。こんなことが平気になってはいけないと思っています。何もそこまでとお考えになる方もおられるかもしれません。でも、私は学校教育で大切なのは「九九」や「漢字」や「リコーダー」だけではないと考えています。
もし、ご意見のある方は校長室までお越しください。保護者の皆さんと一緒に金塚の子ども達のことを考えていく。大切なことだと思っています。
大阪市立金塚小学校長 山本信吾
(写真3)今日は「校長先生参上」の方法を取りませんでした。
こっそり整えておきました。
何人の子どもが気づいてくれたでしょうか。