3月9日(土)、
菅北ジュニアバンドの第38回定期演奏会が講堂にて開催されました。子どもたちは、火〜金曜日の毎朝始業前や毎土曜日午前中の練習を積み重ねてきており、1年間の集大成となる演奏会です。今年度は、
西日本大会への出場も果たしました。6年生にとっては、いよいよ最後の卒業演奏会となります。
地域の方々も、演奏会を聴きに来てくださいました。
演奏会は、毎日の練習の成果が表れた、すばらしいものでした。6年生も、力いっぱい最後の演奏をしました(写真上)。3年生を始めとする新入部員も1年間、先輩の上級生から指導を受け、演奏会で立派にコルネットを吹けるようになっています(写真中)。
明日からは5年生がバンドを引っ張っていきます。上級生は自分がしてきてもらったように、下級生を指導していきます。このようにして、伝統は受け継がれ、定期演奏会も
38年の歴史を重ねてきました。
子どもたちは、この活動を通して多くのことを学んできました。演奏会の中で6年生は、一人一人メッセージも読み上げています(写真下)。そのうちの一つを紹介します。
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私がジュニアバンドに入ったきっかけは、2年生のころに定期演奏会を見たことです。とてもかっこよくて、こんなふうになりたいと思いました。
3年生になり、ジュニアバンドに入りました。先輩や先生がやさしく教えてくれました。3年生での思い出は、パフを一人ずつ吹いたことです。一人で吹くことが初めてだったので、緊張しました。でも、うまく音を出せたので、嬉しかったです。
バンド活動をした4年間で一番楽しかったことは、西日本大会に出場したことです。ジュニアバンドをしている中での目標だったので、とても嬉しかったです。
辛かったことは、西日本大会などのソロで少し間違えたことです。とても悔しかったです。けれど、その経験を生かしていきたいです。
西日本大会などの演奏会に出られるのは、地域の方々、保護者会のみなさんのおかげです。いつもありがとうございます。また、演奏を聞きに来てくれたことがとても嬉しかったです。
後輩のみなさん、たくさん練習して私達を超えてほしいです。そして、今まで支えてくれてありがとう。卒業しても練習や演奏会を見に行くと思います。うまくなっているのを楽しみにしています。
卒業するのは寂しいけれど、新しく3年生が入って来たり、新しい6年生がジュニアバンドをまとめたりして、菅北ジュニアバンドを受けついでいきます。その歴史がいつまでも続いてほしいです。菅北ジュニアバンドをやめても中学の吹奏楽部に入って、よりレベルの高い演奏ができるようになりたいです。