今日のお昼過ぎ、ふと校長室の窓の外に目をやると1匹のアシナガバチが飛んでいました。はっとした私はそっと窓を開けて昨年から観察していた蜂の巣をひっくり返してみました。すると昨日まで巣を守るようにじっと止まっていたハチがいません。そうです寒い冬の間じっと耐えていた3匹のハチたちが巣立ったのです。ネットで調べるとハチはたくさん生まれる幼虫のうちの1匹だけがローヤルゼリーを食べて他のハチよりも数十倍の寿命を持つそうです。その1匹が翌年の春に女王バチとなって巣だっていき、新たな巣を作るそうです。きっと今日見たアシナガバチが新たな女王バチだったに違いありません。
私自身ハチはちょっと怖いし、あまり好きではなかったのですがこの一年ずっとハチを観察していると何故か「がんばれ〜、いい場所見つけて巣を作れよ〜」という気持ちになっています。これも自然にあふれた南港ならではの体験かなと思い、小さなハチにも感動させてもらいました。