5年生社会見学(その1)
2月15日(水)、真冬の寒さの中、社会見学に向かいました。
午前は、「ジャングル難波」という場所の地下にある「共同溝」の見学です。 「共同溝」は、私たちの生活に必要なライフラインを地下に埋めておく大きなトンネル(空間)です。 まず、学校を出て、正門の横を通る国道26号線の空を見上げても、頭上を電線が通っていないことを確認しました。一方、交差点を東西に横切る「南港通」の路上には電線が通っています。この違いが「共同溝」がある、ないの違いであることを確認しました。 そして、交差点の北西にあるセブンイレブン前のコンクリートでできた建築物の前まで進むと、普段は存在に気付かない鉄製の扉が開いています。この日、お世話になる国土交通省大阪国道事務所のスタッフ2名の方が、特別に扉を開けて待ってくださいました。 この扉の下には、大阪メトロ四つ橋線のさらに十数メートル下を通る「共同溝」に入る入り口「立坑」(たてこう)があります。子どもたちは、おそるおそる下をのぞき込みました。本当は、ここから、「共同溝」まで降りたいのですが、この「立坑」はすべてはしごで降りなければならないものになっています。今回の見学は、ここから数キロメートル北にある難波の元町にある「立坑」を目指します。 大阪メトロで難波まで着くと、地上に上がって、10分程歩くと、たくさんのテントが張られた一帯が見えてきました。「ジャングル難波」です。この地下には、直径17メートルの大きな「難波元町立坑」があります。ここから、地下を目指します。 この日、十数名の大阪国道事務所のスタッフの皆さんが、子どもたちの見学をサポートするためにかけつけてくださいました。 まず、安全のため、全員が軍手(手袋)とヘルメットを着用しました。 そして、一人ずつ「ジャングル難波」の店舗の奥にある入り口から降りていきます。はじめは5段のはしごです。スタッフの方がサポートしてくださいます。はしごを降りると、階段を順に降りていきます。数メートルごとに、鉄製のあみのフロアに区切られているので、一気に地下深くまで降りわけではありません。たくさんのフロアから降りていき、ようやく最深部の「共同溝」にたどりつきました。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
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