心豊かでたくましく、自ら考え行動する子どもを育ててまいります

校長メモ 1月20日(水) かけがえのない命

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 阪神淡路大震災から26年。毎年、追悼のための集いが、神戸市東遊園地で行われています。今年は、一日前の16日午後5時46分にも灯篭に灯をともすことになっていることを知り、行ってきました。
 6400人を超える人が亡くなりましたが、布団に入ったときには、まさか地震が起こり、命を失うことになろうとは誰も思わなかったはずです。わたしたちは、明日も命があるものと思って、「今日はつまらない一日だった」なんて不平不満を口にしたりして暮らしています。コロナ禍の今、生活に制限を受けたり、感染拡大を表す数字の増加に不安になったりすることで、当たり前の日常がいかに有難いことか少し分かったような気がします。
 世界では、地球温暖化による干ばつや洪水などの災害、戦争や紛争が日常となっている地域があり、毎年のようにたくさんの人が命を失っていますが、自分がその当事者でなければ、知らずに過ぎていきます。心も痛みません。地球全体の平和や幸せを願うのであれば、それは他人事ではないはずです。人の痛みや喜びを自分のこととして分かち合えるそんな世界でありたいものです。
                    校長 久保 敬
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