心豊かでたくましく、自ら考え行動する子どもを育ててまいります

校長メモ 8月30日(金) 子どもの「学び」をプロデュースする

 大阪デザインセンターの主催する研修会に参加して来ました。プロのデザイナーが学校の授業をプロデュースするとどうなるか!面白いチャレンジです。特別講演は、京都大学准教授塩瀬隆之先生、同志社女子大学特任教授上田信行先生によるちょっと型破りな対談で、とても刺激的でした。
「教える」ことが、子どもの「学び」を阻害しているのでは。子どもの好奇心を信じて、メーカースペース(自由に何かやってみる、夢中になれる作業場)をつくることが必要。試行錯誤しながら子どもは「気づく」、それが「学び」、アクティブラーニングとはそういうこと。アクティブラーニングをティーチング(教える)ことはできない。子どもに任せて「気づき」を引き出すような授業ができるか!が重要である。
 お二人の考えには共感しますし、その意識を常に持っていたいとぼくも思いますが、いかに効率よく正解を導き出すか、教科書を進めることに追われる今の教育システムでは、教員の意識や工夫だけでチャレンジするのは難しいと思うのが本音です。「学校とは何か」「学びとは何か」について社会的な議論が巻き起こり、社会的な価値観の転換が図られる必要があるのではないかと感じています。子どもが努力も苦労もいとわず、熱中できるようなそんな活動こそが、大きな「学び」を生み出すであろうことを心に留めて、色々と制約のある中でも、子どもの好奇心を刺激するアクティブな学校をつくっていきたいと思います。

校長メモ 8月26日(月) いのち一番 にこにこ二番 すすんで三番 やってみよう!」

 いよいよ2学期が始まりました。朝の元気なあいさつの声や笑顔から、久しぶりにみんなと顔をあわせる今日を心待ちにしてくれていたことが感じられ、嬉しくなりました。
 夏休みをそれぞれに楽しみ、エネルギーをいっぱいチャージし、新たな気持ちで「がんばろう」と思えるのは、子どもたちの生活を見守り、地域のイベントなどに力を注いでくださった保護者や地域の皆様のおかげと感謝しております。ありがとうございました。
 たくさんの行事がある2学期ですが、子どもが主体となって活動できるようサポートし、一緒に取り組んでいきたいと思います。
 「いのち一番 にこにこ二番 すすんで三番 やってみよう!」を合言葉にチャレンジすることをみんなで楽しみたいと思います。2学期もどうぞよろしくお願いいたします。

校長メモ 8月7日(水) 輝く未来をめざして!

暑中お見舞い申しあげます
 
 昨年プロテストに合格したばかりの20歳の渋野日向子選手が、ゴルフの全英女子オープンで優勝しました。メジャー優勝は、1977年に全米女子プロ優勝の樋口久子さん以来42年ぶり2人目の快挙です。8月5日の新聞には次のように書いてありました。
「渋野は、自分の意思を尊重してくれる地域の人に支えられ、様々な競技や動きを経験しながら、勝利至上ではなくマナーを重んじて着実に成長した。早い時期から一つの競技に専念し、勝つことを求められて育つ選手が多い日本のスポーツ界の中では、異例とも言える。渋野のトレードマークである笑顔には、自分を支えてくれた周囲の人々への感謝の思いも込められている。」
 勝つことだけを目標にするのではなく、たくさんの人との関わりの中でマナーや感謝の心を身に着け、人間性を高めてきたことがうかがえます。自分の可能性を伸ばし、自己実現していくための「学び」とは何かを、渋野選手の姿が教えてくれているように感じました。

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