「フランダースの犬」（岩波書店）の翻訳もされているオランダ文学者の野坂悦子さんが出版された「ようこそロイドホテルへ」という絵本のパネルをお借りして、図書室の書架の上に展示しています。ロイドホテルは、１９２１年にオランダ・アムステルダムに建てられた実在のホテルです。第２次世界大戦時には、ドイツ軍のユダヤ人収容所になったり、戦後はオランダの刑務所や少年院になったりしました。現在は芸術家の人々の手により改装され素敵なホテルに生まれ変わっています。その約１００年間の移り変わりを、ロイドホテルに住みついたハツカネズミのピープー一家が、振り返り物語るという絵本です。
　連休後もしばらく展示していますので、ぜひご覧ください。

新学期が始まって、1週間が経ちました。やる気と元気に満ちあふれた子どもたちです。
休み時間の運動場には、子どもたちのにぎやかな声が聞こえています。休業中の静かな学校ではなく、「やっぱり学校はこうでなくては！」とうれしさをかみしめています。
　日常の学校生活にだんだんと落ち着いていきますが、いつも好奇心と冒険心で目を輝かせている子どもたちであってほしいと思います。それを支えていく教職員集団でありたいと思います。

　新1年生17名を迎え、無事入学式が終わりました。
　少し大きめの標準服に身を包み、ちょっぴり緊張した様子の子どもたち。先生や友達の話を静かに最後まで聞くこと、返事や話をする時はみんなに聞こえる大きな声を出すことを約束しました。「この二つの約束を守れますか？」と尋ねると、大きな声で「はい！」と返事が返ってきました。
　これからいろいろなことを初めて体験すると思いますが、不安に思うことなく、思いっきり楽しむことができるよう、学校中のみんなで応援していきたいと思います。
　８日月曜日は始業式です。全校児童で元気に1学期をスタートしていきたいと思います。保護者の皆様、地域の皆様、ご支援・ご指導よろしくお願いいたします。