台風１９号が、長野県、栃木県、千葉県をはじめ東日本各地に大きな被害をもたらしました。昨年、大阪に甚大な被害をもたらした台風２１号のことが、まざまざと思い出されます。続けて被災地を豪雨が襲い、さらに被害が拡大するなど、自然災害に対する不安は大きくなるばかりです。
　数十年に一度、百年に一度と言われるような規模の台風や豪雨が、毎年のように発生する時代になったのかもしれません。世界中で起こっている異常気象による災害は、地球温暖化と関係しているようです。その地球温暖化を引き起こしているのは、大量にエネルギーを消費している私たち人間です。これ以上、便利で贅沢な生活を求めたらどうなるのか、私たちは真剣に考え、自らの生活を見つめ、地球温暖化を防ぐためにできることを実際にしていかなければならないと思います。

ラグビーワールドカップ、日本代表チームは4勝を挙げ、A組1位で見事予選を突破し、ベスト8に進出しました。体格では劣る日本チームが「ワン・チーム」をスローガンに15人が結束し、それぞれの役割を見事に遂行し、流れるような展開ラグビーを見せてくれました。
　お互いを信頼し、一人一人の持ち味が生かされ、みんなが一体になる、そんな日本代表チームのような学級・学校をつくることができれば、本当に素敵です。やる前からできないとあきらめず、自分を信じ、夢に向かって努力できる子どもたちであってほしい、そんな子どもたちの成長を応援するのが私たち小学校の仕事だと改めて感じています。「できる」「できない」ではなく、困難にチャレンジする意欲と今できることを積み重ねる努力を認め、励まし、支援していきます。

　９月２９日（日）の運動会では、保護者、地域の皆様には、早朝より温かな拍手と声援をいただき、本当にありがとうございました。お陰さまで、子どもたちは気持ちを一つにして、最後まであきらめず一生懸命全力で競演技に取り組むことができました。
　熱中症対策など様々な対応が求められる中、午後２時過ぎには終了できるようにと、教職員で知恵を絞り、全体の進行や競演技を工夫してまいりました。また、たくさんの保護者の方、本校卒業生の中高生のみなさんにお手伝い頂き、後片づけを素早く終わることができました。本当に心より感謝申し上げます。
　温かく優しい地域の皆様に支えられている学校であることを何よりもうれしく思います。令和になって初めての運動会。新時代を感じさせるすばらしい運動会になりましたことに心よりお礼申し上げます。ありがとうございました。