校長メモ 12月8日(火) 小惑星探査機はやぶさ2
日本の小惑星探査機「はやぶさ2」が採取に成功した小惑星「リュウグウ」の地表の砂を詰めたカプセルが、無事、地球に帰還しました。地球からおよそ3億キロメートル離れた小惑星リュウグウ、想像もつかない距離です。そんな遠く離れたはやぶさ2と地球上にある基地とが通信しながら、人類初の偉業を成し遂げたのです。日本の物づくりの伝統を受け継ぎ、更なる発展を遂げてきた技術力の賜物ではないかと思います。
明るい話題がなかなか無い今、未来への光を見たように思います。はやぶさ2は、人類の夢を乗せて、さらにまた別の小惑星の探査を続け、2031年ごろに地球に戻ってくる予定だそうです。その頃、地球は一体どうなっているでしょうか。 新型コロナウイルスを乗り越えた先の未来が輝くものであるために、私たちは、新しい価値観に基づいた新しい世界を創っていかなければならないと強く感じています。 校長 久保 敬 |