心豊かでたくましく、自ら考え行動する子どもを育ててまいります

校長メモ 10月7日(水) したいこといっぱい!!

 10月のガッツポストは、子どもたちに「今、どんな好きなことをしたいか」を書いてもらい、写真のように葉っぱのカードにして掲示しています。
 「マスクを外したい」「友だちとはしゃいで遊びたい」「かんかくをあけずに友だちと遊びたい」「みんなの前で歌が歌いたい」「おもいっきり運動会をしたい」「おばあちゃんの家に行きたい」「桜の下でおべんとうを食べたい」「マスクを外してサッカーをしたい」「満員で野球観戦したい」などの言葉に、子どもたちも、コロナの今に耐えながら、一生懸命生活していることを感じます。
 昨日は、本年度初めての校外での活動、たてわり遠足でした。見守り隊の方が、「今日は、登校中みんなにぎやかだった」とおっしゃっていました。それだけ、子どもたちは、ウキウキした気分でたてわり遠足を楽しみにしてくれていたのだと思います。感染防止対策に気を付けつつ、子どもが子どもらしく自由に活動できる環境を創っていきたいと思います。                          校長 久保 敬

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校長メモ 9月28日(月) 大坂なおみ選手の言葉

 テニスの大坂なおみ選手が、全米オープンで2度目の優勝を果たしました。白人警官による黒人男性暴行死事件など人種差別に対する抗議行動「ブラック・ライブズ・マター(黒人の命は大事だ。BLM)への支持を表明し、デモにも参加した大坂選手は、差別を受けた黒人被害者の名前を入れた黒いマスクをつけ、試合に臨みました。「アスリートは政治に関わるべきではない」と批判されると「これは人権問題」と反論しました。優勝直後のインタビューでは、「マスクに込めたあなたの思いは?」と問われると、「質問に質問で返すようだけど、あなたの受け止めたものは何ですか?」と問い返しました。
 それは、黒人差別の問題は、私たち黒人の問題ですか?差別する側であるあなた方の問題ではないのですか?というメッセージだったのではないでしょうか。
 スポーツだけでなく、人間として素晴らしい成長を遂げられている大坂なおみさんに拍手を送りたいと思います。
                      校長 久保 敬

校長メモ 9月14日(月) 意味づけする力

 東京パラリンピック、パラアーチェリー日本代表の岡崎愛子選手は、大学生の時に尼崎脱線事故に遭遇します。15年前のことです。一両目に乗っていて、頚髄損傷の大けがをし、首から下が麻痺し、車いすの生活になりました。
 弓を弾く力はほとんどありませんが、矢を放つことができる補助具の滑車の力を利用し、的を狙います。近年メキメキと力をつけ、代表に選ばれました。パラリンピックでメダルを取るという大きな目標に向かって練習に励みます。
 「事故に遭ってよかったとは言わないが、パラアーチェリー選手としての今の自分があるのは、あの事故があったから。」と言われます。
 なんで自分があんな事故に遭わなければならなかったのか、事故さえなければこんな体にはならなかったのにと、過去にとらわれ続けるのではなく、事故に遭ったことにも意味があったのだとその運命を前に向きの捉えることなしに、今の岡崎選手は存在しないと感じました。
 どんな苦境にもそれを投げ出さず、意味づける力があるかないかで人生が変わってくるように思います。         校長 久保 敬

校長メモ 9月1日(火) 「新しい日常」を生きる

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 令和2年度も、気が付けばあと半年です。今年のお正月には、まだ中国武漢で起きていた新型コロナウイルス感染拡大の情報はありませんでした。その後、ヨーロッパから世界中に感染が広がり、今に至っていますが、まだまだ終息は見通せないようです。
 あるアンケートでは、70%以上の子どもたちが、何らかのストレスを感じており、「イライラする」「集中力がなくなった」「学校に行きたくない」などの子どもの声が寄せられていると言います。また、4月からずっとオンライン授業が続く大学生たちも、パソコンの前で授業を受けることに苦痛を感じており、限界を訴えているという新聞記事もありました。
 学習の遅れよりも、そんな子どもたちの精神的な状態の方が、人生に重大な影響をおよぼすのではないかと心配になります。新型コロナウイルスに感染するリスクを小さくすることは大切ですが、ウイルスを恐れるあまり、子どもの成長をゆがめるほどに行動を抑制してはいけないと感じています。
 当たり前にできる手洗いや規則正しい生活をきちんと行い、できる限り感染リスクを下げながら、どうすれば子どもたちが充実感を味わえる楽しくいきいきとした日常の活動をつくり出していくことができるのか、考えていきたいと思います。
                  校長 久保 敬

校長メモ 8月26日(水) プロフェッショナルな力

 2学期が始まりました。照りつける太陽にも負けず、元気に運動場で遊ぶ子どもたちです。ボールを使いやすいようにと、1階廊下のデッドスペースをうまく使って、管理作業員さんがボール棚を作ってくれました。これぞプロフェッショナルと言うべき作品です。他にも階段が色で区別できるように登り口をペイントしたり、ミストシャワーを設置したり、様々な工夫でより使いやすい校舎に変わってきています。
 この暑い8月に給食をつくるのは初めてでしたが、給食調理員さんが保冷剤入りの作業服を着たりしながら、調理室の熱気に耐え、給食をつくってくれました。
 また、事務職員さんの迅速な手配により、始業式には、体育館に大型扇風機を設置できました。このように様々な職員のプロフェッショナルな力で、子どもたちが安全に楽しく学校生活を送ることができるのです。

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