心豊かでたくましく、自ら考え行動する子どもを育ててまいります

校長メモ 1月29日(金) 聴覚障がいと聴導犬を学ぶ

 昨年度に続き、西中島にあるNPO法人「MAMIE」代表の安藤美紀さんと聴導犬のアーミ、安藤さんの息子さんで手話シンガーの一成さんに来ていただき、「耳が聞こえないってどんなことなのか」や聴導犬の役割について3年生が学習しました。
 安藤さんは生まれつき全く耳が聞こえず、手話と相手の口元の動きから言葉を読みとり会話する「口話」を使ってコミュニケーションをとっておられます。当日も、ご自身が描かれたイラストを使いながら、聴覚障がいのある人がどのようなことに困っていて、どのような手助けが必要かなど、子どもたちに「口話」で直接話してくださいました。
 そして、聴導犬のアーミが、目覚ましのアラームや家のインターホンが鳴った時に、どのように安藤さんに知らせるかを、実際にデモンストレーションをして見せてくれました。 最後に、手話シンガーの一成さんから、聴導犬、盲導犬、介助犬を合わせて補助犬と言うこととその手話を教えてもらい、「補助犬って知ってる?」という歌を手話で一緒に歌いました。
 障がいがあろうがなかろうが、すべての人が共に生きることのできるインクルーシヴな世の中になるよう、まずは出会い、知っていくことが大切だと思います。
                     校長 久保 敬

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校長メモ 1月20日(水) かけがえのない命

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 阪神淡路大震災から26年。毎年、追悼のための集いが、神戸市東遊園地で行われています。今年は、一日前の16日午後5時46分にも灯篭に灯をともすことになっていることを知り、行ってきました。
 6400人を超える人が亡くなりましたが、布団に入ったときには、まさか地震が起こり、命を失うことになろうとは誰も思わなかったはずです。わたしたちは、明日も命があるものと思って、「今日はつまらない一日だった」なんて不平不満を口にしたりして暮らしています。コロナ禍の今、生活に制限を受けたり、感染拡大を表す数字の増加に不安になったりすることで、当たり前の日常がいかに有難いことか少し分かったような気がします。
 世界では、地球温暖化による干ばつや洪水などの災害、戦争や紛争が日常となっている地域があり、毎年のようにたくさんの人が命を失っていますが、自分がその当事者でなければ、知らずに過ぎていきます。心も痛みません。地球全体の平和や幸せを願うのであれば、それは他人事ではないはずです。人の痛みや喜びを自分のこととして分かち合えるそんな世界でありたいものです。
                    校長 久保 敬

校長メモ 1月8日(金) 3学期が始まりました

 あけましておめでとうございます。

 昨日より3学期が始まりました。子どもたちの元気な顔を見ることができ、うれしく思います。やっぱり子どもたちの笑顔と声が響いてこその学校です。
 しかしながら、首都圏に加え、大阪を中心とした関西圏も新型コロナウイルス感染拡大に伴う「緊急事態宣言」を要請することになりました。
 一斉休校措置は取られません。これまで通り感染予防対策をしっかりととりながら、学習を進めていくことに努めていきます。
 特定の教育活動を制限しつつ通常授業を行うことは、子どもの学習を保障するうえでとても重要なことです。しかし、今後のコロナウイルス感染状況がどのようになっていくか予想がつかないことを考えると複雑な気持ちにもなります。
 今後、さらに国や府の対応が変化することが考えられますが、子どもたちの健康を第一に考え、子どもたちが安心して学校生活を送ることができるよう、最善を尽くしていきたいと思います。ご理解、ご協力のほどよろしくお願いいたします。
                       校長 久保 敬
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