心豊かでたくましく、自ら考え行動する子どもを育ててまいります

校長メモ 12月18日(金) 個人懇談・作品展ありがとうございました

 大変寒い3日間になりましたが、学期末懇談会にお越しいただきありがとうございました。コロナ禍が続く中、1学期末個人懇談会は見送らせていただいたため、初めての個人懇談でした。さらに、感染拡大防止対策のため、お互いにマスクをしたまま、飛沫防止のシートを挟んでの会話には、落ち着かないものがあったかもしれません。一日も早くコロナ禍が終息に向かってくれることを心から願うばかりです。
 以前のように、様々な地域行事、PTA行事、学校行事日などが開催できるようになることを信じて、今できる範囲で子どもたちと小さな喜びを見つけながら、楽しく居心地の良い学校を創っていきたいと思います。
 作品展もご覧いただいたことと思います。見ているだけでウキウキしてくる素敵な作品展になりました。活動の制約に辛抱の毎日を過ごしている子どもたちですが、どの学年も夢と希望にあふれる素敵な作品に仕上がっていました。「子どもたちのエネルギーって本当にすごいなあ!」と感心するばかりです。子どもたちの笑顔や元気に励まされ、力をもらっているわたしです。コロナ禍のトンネルの出口はまだよく見えていませんが、木川南小学校の子どもたちと一緒なら、必ず抜けることができると信じています。
                        校長 久保 敬

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校長メモ 12月8日(火) 小惑星探査機はやぶさ2

 日本の小惑星探査機「はやぶさ2」が採取に成功した小惑星「リュウグウ」の地表の砂を詰めたカプセルが、無事、地球に帰還しました。地球からおよそ3億キロメートル離れた小惑星リュウグウ、想像もつかない距離です。そんな遠く離れたはやぶさ2と地球上にある基地とが通信しながら、人類初の偉業を成し遂げたのです。日本の物づくりの伝統を受け継ぎ、更なる発展を遂げてきた技術力の賜物ではないかと思います。
 明るい話題がなかなか無い今、未来への光を見たように思います。はやぶさ2は、人類の夢を乗せて、さらにまた別の小惑星の探査を続け、2031年ごろに地球に戻ってくる予定だそうです。その頃、地球は一体どうなっているでしょうか。
 新型コロナウイルスを乗り越えた先の未来が輝くものであるために、私たちは、新しい価値観に基づいた新しい世界を創っていかなければならないと強く感じています。
                      校長 久保 敬

校長メモ  第2回「読書フェスティバル」

 11月19日(金)、絵本作家のこしだミカさんをお招きして、第2回「読書フェスティバル」を開催しました。企画・運営は、読書ボランティア「くすくす」の皆さんです。低・中・高に分かれて実施しました。
 小学生の頃のこしださんは、ボーっとしたタイプで何をやるのも遅かったそうです。「『もっと早くしなさい。きちんとやりなさい。』とずっと言われていたけれど、大人になって楽しく暮らしています。だから、みなさんも大丈夫。好きなことに夢中になって、自分らしくいてくださいね。」というようなお話からスタートしました。
 こしださん自身による絵本の読み語りの後、子どもたち一人一人が事前に描いていた絵を4・5枚つなげて、即興で絵本を作るというワークショップがあり、そうぞう(想像・創造)することの楽しさを味わうことができました。時間の関係で、2・3話しか作れなかったので、使われなかった子どもたち一人一人の作品にもコメントしたかったと残念がっておられました。
 普段の読書活動にはない楽しいひとときでした。もっともっと本が好きになって、たくさん読書をしてほしいと思います。来年は、どんな絵本作家さんが来てくださるか楽しみです。

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校長メモ 11月13日(金)  マスク、手洗い等感染対策を確実に

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 過去最高の感染者数を更新し、新型コロナウイルス感染症が広がりつつあります。第3波とも言われる状況に不安を感じないわけではありませんが、冷静に行動したいものです。
 マスクの着用、部屋の換気、手洗いうがい・消毒の励行、人との距離をとること、これまで実行してきたことを、これからも確実にやっていくだけです。今一度、手洗いの仕方など確認してみてください。
 それでも、いつ、だれが、かかるかわからないのがこの病気です。ですから、かかった人を責め立てたりすることのないよう、お互いを気遣い合いたいものです。
 気温の寒暖差が激しく、体調を崩しやすい季節です。食事、睡眠、運動など規則正しい生活を心がけ、笑顔で元気に過ごしていきたいものです。
                   校長 久保 敬

校長メモ 11月6日(金) 7本指のピアニスト

 堺市生まれの西川悟平さんは、ニューヨークで活躍するプロのピアニストです。
 15歳でピアノを始め、周りの人には「絶対、合格は無理!」と言われた音大に合格します。しかし、短期学部から4年制への編入試験には合格できず、和菓子屋さんに就職します。その後、運命的な出会いにも恵まれ、単身ニューヨークに渡り、プロデビューを果たします。
 ピアノを始めたのが15歳という決定的なコンプレックスに苦しめられ続けた吾平さんですが、ジストニアという病気にかかり、指が動かなくなるという絶望の淵から希望を見出すことができたのも、そのコンプレックスのおかげだと言われます。
 常に前向きで、謙虚で、自分のことより他人のために動くことが好きな悟平さんだからこそ、たくさんの人たちとの出会いを引き寄せ、ジストニアを克服し、7本指のピアニストとして再び舞台に立つことができたのだと思います。悟平さんは、10本の指が当たり前に動いていた時には気づかなかった音楽の奥深さがわかるようになったと言われます。できないことが、決して悪いことではないと感じました。
    「7本指のピアニスト」 西川悟平 (朝日新聞出版)を読んで
                         校長 久保 敬

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