史跡・帝塚山古墳見学 3年生・校区めぐり
大阪市内の三大古墳(茶臼山、御勝山、帝塚山)に数えられ保存状況のよいとされる「帝塚山古墳」。3年生・社会科「校区めぐり」学習の一環で、見学学習を実施しました。学習では「すみよし歴史案内人の会」のご協力で、「住吉村常磐会」が管理されている史跡・帝塚山古墳を見学。帝塚山古墳は前方後円墳で、4世紀から5世紀に造られたとされています。埋葬者は大伴金村などの名前が挙げられていますが、現在のところ不明です。古墳には「カンサイタンポポ」などの珍しい植物も自生しており、「タマムシ」などの生息も確認されています。西側に、大阪湾、六甲山地を望むこの地で、帝塚山古墳が築造されたころに、子どもたちは思いを巡らし、歓声を上げていました。明治天皇が巡幸の折に、演習を視察したといわれる円墳上に大きな記念碑がたてられています。前方部には帝塚山古墳の標高を示す「海抜19.9メートル」の「三角点」(第三級・国土交通省)が設置されていました。ちなみに、チンチン電車(阪堺電気軌道)が通っている軌道の標高は2.9メートル。
家庭科室では、6年生が調理実習で「三色野菜油炒め、スクランブルエッグ」づくりに意欲的に挑戦していました。とてもおいしい作品ができました。【5月21日】 |
|