昨年度の5年生は、「米」をテーマに総合的な学習の時間に取り組みました。本校の校区には住吉大社があります。そのご縁で住吉大社の御田(おんた)に植える稲の苗を譲り受け、校内の実習田で稲を育てました。そのお礼に子どもたちは手作りのかかしを贈り、そのかかしが御田の稲を見守っていました。
このたび、そのかかしが海を渡り、西アフリカのブルキナファソの田んぼで、かの地の稲を見守ることになりました。これは、住吉大社と元青年海外協力隊員とが、「かかしを通じて、貧困で苦しむ子どもの存在を知ってほしい」という願いから実現したものです。
この様子が、7月19日(土)付の朝日新聞夕刊で紹介されました。写真が、西アフリカのブルキナファソへ渡ったかかしです。「世界は一つにつながっていることを実感してほしい」とは、本校の願いでもあります。2014.7.19(土)朝日新聞(夕刊)