本日の献立/11月16日(木)・あつあげと根菜の煮もの ・はくさいときゅうりのおひたし ・白花豆の煮もの ・ごはん、牛乳 栄養価 エネルギー 803kcal、たんぱく質 31.4g、脂質 20.3g ☆ごぼう(牛蒡)☆ ゴボウの原産地はユーラシア大陸北部、ヨーロッパ、中国といわれ、日本へは平安時代に中国から朝鮮半島を経て、薬草として伝わったとされています。日本でも当初は薬用として使われていたようですが、平安中期には宮廷の料理として使われたという記述があるようです。独特の香りや歯ごたえが親しまれていますが、食用としているのは、日本と台湾だけのようです。 作型は、春播き秋どりと、秋播き春どりに大きく分かれますが、貯蔵がきくので、年中出荷されています。おいしい時期は作型により、それぞれ11〜1月、4〜5月に分かれ、どちらかというと秋に収穫される前者が主流となります。 ゴボウは薬草として用いられていただけあって、その成分にも多くの効能があります。食物繊維は野菜の中でもトップクラスで、整腸作用に加え動脈硬化やがんの予防などに効果が期待されます。また、多糖類のイヌリンという成分は、腸内での糖分吸収を抑え、血糖値の上昇を防ぎ、糖尿病の予防効果も期待できます。そのほか血圧上昇を抑えるカリウム、カルシウムとともに骨の合成を助けるマグネシウム、貧血を予防する鉄分、抗酸化作用のあるポリフェノールなども多く含んでいます。 今日の給食では、豚肉、あつあげ、さつまいも、れんこんなどとともに煮ものにしています。 |
|