本日の献立/12月4日(月)・揚げギョーザ ・いかとチンゲン菜の炒めもの ・だいこんのピリ辛あえ ・みかん(缶詰) ・ごはん、牛乳 栄養価 エネルギー 782kcal、たんぱく質 27.3g、脂質 20.7g ☆いか(烏賊)☆ イカは、タコとともによく発達した脳と精巧で大きな目を持っており、高度に分化した軟体動物です。イカには多くの種類があり、世界中の海におよそ450種類が分布しています。日本近海でも90種類以上が生息し、魚類に次いで重要な水産資源となっています。大きく分けると、ずんぐりとした形で甲(貝殻)を持った「甲イカ」と、細長い形の「筒イカ」に分けられます。甲イカの甲は貝殻の名残(なごり)で、もとはかいのなかまであったという証であり、また、浮きの役割も持っています。 イカの名の由来は、釣り上げた際につかもうとすると襲いかかってくることもあり、まるでおこっているように見えるので、その様子をとらえて「怒り(いかり)」からきているという説があります。また、漢字で「烏賊」と書くのは、イカが死んだふりをして水面に浮かび、カラス(烏)がつつこうとしたところを逆に巻き付いて餌食(えじき)にするということから、「カラスを賊(ぞく)する」という意味で、この字があてられたそうです。(※賊する・・・害する。損なう。の意) 烏賊の肉は固いので消化が悪いと思われがちですが、魚の肉と変わらず消化率も高く、良質のたんぱく質を含んでいます。また、コレステロールが多いですが、逆に、血中コレステロールをさげる働きのあるタウリンも多く含んでいるので、生活習慣病の予防効果も期待されています。 一般的に鮮度の良いものは、刺身やすしなどで生食され、その他、天ぷら、煮もの、焼きもの、あえもの、蒸しものなど幅広く料理に利用されています。また、加工品としても、するめ、さきいか、燻製、塩辛、缶詰など、昔から多くの加工品がつくられています。 今日の給食では、チンゲン菜、キャベツ、にんじんなどとともに炒めものにしています。 |
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