本日の献立/12月20日(水)・鶏肉と野菜の炒めもの ・大学いも ・金時豆の煮もの ・うすくず汁 ・ごはん、牛乳 栄養価 エネルギー 833kcal、たんぱく質 29.4g、脂質 21.0g ☆水あめ(水飴)☆ 水あめはかなり古くから使用されていたとみられ、「日本書紀(720年)」に、神武天皇が大和高尾で水無飴をつくったというような記述があり、この飴は水あめであると考えられています。飴というと今ではお菓子というイメージですが、当時は調味料として利用されていたようです。 水あめは、でんぷんを酵素の作用で糖に変化させたもので、玄米を発芽させ、それに含まれる酵素を利用していましたが、その後、発芽玄米より効率の良い麦芽を利用するようになりました。発芽玄米や麦芽にはジアスターゼなどの酵素が含まれ、これをデンプンなどの炭水化物に作用させると糖分に変化し、甘い溶液ができます。これを絞って煮詰めることで、水あめができます。このことを古代の人々は発見して、貴重な甘味料、そして栄養源として生活に利用してきたようです。 室町時代になると砂糖の輸入も見られますが、一般人に手の届くものではなく水あめを利用していたようで、このころまではお菓子としてではなく、調味料として利用されていました。江戸時代になって砂糖が一般にも出回り始めることによって、固形の飴も作られるようになり、飴はお菓子としても認識されるようになったようです。 今日の給食では、大学いもにからめる蜜に使用しています。 ※本日(12/20)で2学期の給食は終了です。1・2年生は1/10(水)より、3年生は1/12(金)より3学期の給食を開始します。 |
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