9月1日(金)の献立![]() ![]() ・コロッケ ・だいこんの洋風煮 ・りんご(缶詰) ・ごはん、牛乳 栄養価 エネルギー 825kcal、たんぱく質 25.2g、脂質 23.0g ☆遅くなりましたが、9月1日(金)の献立を掲載しました。当日、実施を予定しておりましたキャベツのスープは、9月5日(火)に実施することとなりました。よろしくお願いします。 本日の献立/8月30日(水)![]() ![]() ・ちくわの天ぷら ・かぼちゃの煮もの ・即席漬け ・すまし汁 ・ごはん、牛乳 栄養価 エネルギー 809kcal、たんぱく質 27.9g、脂質 21.3g ☆ふ(麩)☆ 麩は、小麦粉を原料とした日本の伝統的な植物たんぱく質食品で、天平時代に仏教とともに中国から伝えられたといわれています。焼き麩と生麩がありますが、どちらも小麦粉に水と食塩を加えた生地を水洗いして、でんぷんや水溶性のたんぱく質、糖質などを除いた後に残る「グルテン」という粘りのある成分を主原料にします。シチューやカレーなどのとろみも、このグルテンの性質を利用しています。 焼き麩の場合は、このグルテンに小麦粉、もち粉、膨張剤などを合わせてこね、固有の形に整えて、回転式や固定式の窯(かま)で焼いたものです。一般的な円柱型のほか、山形県の庄内麩(板麩)、新潟県の車麩、京都の京小町麩、滋賀の丁字麩(京都にもある)、その他、白玉麩、花麩、観世麩など地域によって様々なものがあります。これらの焼き麩は江戸時代後期ごろから作られるようになったようで、保存食品としても利用されてきました。 生麩はグルテンに少量のもち粉や小麦粉を加えたものを基本として、ヨモギ、アワ、ソバなどを加えて練ったものを蒸して作ります。生麩は主に京都を中心とする関西地方で発達し、料理屋などでよく使われるようになりました。 今日の給食では、固めに焼き上げた少し大きめの焼き麩を「すき焼き煮」に使っています。 ※明日(8/31)は、午後の授業はありませんので、給食の実施はありません。 本日の献立/8月29日(火)![]() ![]() ・シューマイ(しょうゆ) ・チンゲン菜とコーンの炒めもの ・ぶどう(巨峰) ・ごはん、牛乳 栄養価 エネルギー 825kcal、たんぱく質 30.8g、脂質 19.1g ☆巨峰(きょほう)☆ 巨峰は、大粒で黒紫色をしたブドウで、日本で育成され1945年に発表された品種です。果汁が多く、甘味も強い上に、皮離れもよいことから人気も高まり、1970年代ごろから増殖されました。現在では、国内生産量は第1位となっており、とくにジベレリン(植物ホルモンの一種)処理された種無しのものが好まれています。巨峰の旬は、8月下旬から9月上旬で、今まさに真っ盛りの時期となります。 世界で栽培されるブドウは今では1万を超える品種があり、「ヨーロッパブドウ」と「アメリカブドウ」に大別されます。ヨーロッパブドウの原産地は、西アジアから南ヨーロッパあたりと考えられ、栽培の歴史は、5000年以上前にさかのぼります。アメリカブドウは、北アメリカに自生する野生のブドウから選抜されたものや、その野生ブドウとヨーロッパブドウとの交配により育成された品種のことを言います。ヨーロッパブドウは乾燥した気候を好むので、雨の多い日本では栽培は難しいですが、アメリカブドウは病害に強く、多湿な日本の気候でも栽培できます。 ブドウの利用については、世界では生産量のうちの8割がワインの原料となっています。しかし、日本では9割が生食用となっており、その利用の違いが明らかになっています。 ブドウの主成分は、果糖、ブドウ糖などの糖質で、カリウムなどのミネラルも含んでいます。また、皮が黒や赤のブドウには、抗酸化作用のあるポリフェノールの一種であるアントシアニンが含まれ、活性酸素を取り除いて老化を防ぐ効果や、視力の回復、肝機能向上などの効果があるとして期待されています。 本日の献立/8月28日(月)![]() ![]() ![]() ![]() ・福神漬け ・キャベツとコーンのサラダ(コーンクリーミィードレッシング) ・オレンジ ・牛乳 栄養価 エネルギー 831kcal、たんぱく質 27.0g、脂質 23.8g ※本日より二学期の給食が始まりました。 ☆ハンバーグ☆ ハンバーグは、正式にはハンバーグステーキ(Hamburg Steak)と呼び、18世紀ごろにドイツのハンブルグで人気のあったタルタルステーキが起源になったといわれています。 タルタルステーキは、13世紀ごろヨーロッパに攻め込んだモンゴロイド系騎馬民族(タタール人)の生肉料理が原型となったそうです。タタールの人々は、遠征時に何頭も馬をつれており、乗用としてだけでなく食用としても利用していましたが、食用に飼育された馬と違って筋が多く硬い肉であったため、細かく切った肉を袋に入れて鞍の下においてつぶしてから味つけして食べる習慣があったとされます。これに生臭さを消すために香辛料や香味野菜、卵黄などを加えたものがタルタルステーキとなりました。また、このタタールの料理は、朝鮮半島にも伝わり、「ユッケ」のもとにもなったようです。そして、さらに食べやすくするためにこれを焼くようになったそうです。その後アメリカに移住したドイツ人がよく食べている料理としてハンブルグ風のステーキということから「ハンバーグステーキ」と呼ばれるようになりました。 日本へは、いつごろ伝わったのかよくわかっていませんが、明治時代には伝わっていたようで、オムライスなどと同じく日本で独自の進化をした洋食料理の一つとなり、1960年代ごろから急速に普及し、全国に広まり人気の高い料理となりました。 今日の給食では、カレーライスに添えて、ハンバーグカレーとして使用しています。 本日の献立/7月10日(月)![]() ![]() ![]() ![]() ・冷やっこ(かつおぶし、しょうゆ) ・かぼちゃの天ぷら ・小松菜とにんじんのおひたし ・みそ汁 ・牛乳 栄養価 エネルギー 811kcal、たんぱく質 30.4g、脂質 20.6g ☆冷やっこ(冷奴)☆ 冷やっこは、冷たく冷やした豆腐に、ネギやケズリブシ、ショウガなどの薬味をのせて、しょうゆやポン酢、タレなどをかけて食べる料理で奴豆腐(やっこどうふ)ともいわれます。奴(やっこ)というのは、江戸時代の武家の奉公人のことで、大名行列の先頭で槍をふったり、出かける際の荷物持ちをしたりといった雑務を仕事とし、中間(ちゅうげん)や折助(おりすけ)とも呼ばれていました。彼らは、「釘抜紋(くぎぬきもん)」と呼ばれる大きな四角形の紋を染めた半纏(はんてん)を身に着けていることが多かったそうです。そこから、とうふを大きめの四角形に切ることを「奴に切る」というようになり、それがいつのまにか豆腐そのものを示すようになったそうです。 そして、とうふに醤油をかけるだけで手軽に食べられる冷やっこは、当時の庶民にとっても最も一般的で、ごく当たり前の食べ方であったようです。そのため、天明2年(1782年)に出版された「豆腐百珍(とうふひゃくちん)でも、「やっことうふ」の名で紹介はされていますが、「一般にいう冷やっこです」といった内容で、その料理法までは記載されなかったようです。冷やっこは当時の人々にも人気のあった食べ方ですが、200年以上たった現在もなお最も一般的な食べ方のひとつになっているのではないかと思います。 デリバリー給食では、冷蔵して皆さんに提供していますので、これを利用して、しょうゆとかつお節を添え、冷やっことして今日の献立に取り入ました。ただし、食品衛生上、豆腐は一度ゆでて提供しています。 ☆一学期の給食は、本日で最後になります。二学期は8/28(月)より実施します。当日はカレーライスがありますので、スプーンのご用意をよろしくお願いします。 ☆8・9月分の給食申込期間は7月28日(金)までとなっております。給食の申込・停止をされる場合は、期間中にお手続きくださいますようよろしくお願いいたします。 |
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