★7/18終業式,2学期始業式は8/26です★

本日の献立/10月17日(火)

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献立名 ・豚肉のおろしじょうゆかけ
    ・一口がんもとじゃがいもの煮もの
    ・ほうれん草のおひたし
    ・牛ひじきそぼろ
    ・ごはん、牛乳
栄養価 エネルギー 746kcal、たんぱく質 31.4g、脂質 20.3g

☆大根おろし☆
 大根おろしは、だいこんの根の部分をおろし器ですりおろすことによって、独特の食感を持たせた食品です。昔から「大根おろしに医者いらず」といわれることもあり、いろいろな薬効があると考えられています。
 その1つは酵素によるもので、だいこんには、でんぷんを分解する「アミラーゼ」、たんぱく質を分解する「プロテアーゼ」、脂肪を分解する「リパーゼ」が含まれていることから、消化を助ける働きがあると考えられます。てんぷらやサンマなどの脂っこい料理によく添えられ、さっぱりと食べることができるのも、その効果によるものではないかと考えられます。
 次に、「イソチオシアネート」と呼ばれる辛味成分によるもので、ワサビにも含まれています。この成分は初めからだいこんの中に存在するのではなく、「グルコシノレート」として存在し、すりおろすことによって細胞が壊され「ミロシナーゼ」という酵素とまざりあい、化学反応を起こすことで得られます。イソチオシアネートには、殺菌作用や炎症を抑える作用があり、おろし汁に蜂蜜を加えて飲むと咳やのどの痛みに良いというような民間療法もあります。そのほか消化促進、食中毒予防、発がん抑制、血液のサラサラ効果などがあるといわれています。イソチオシアネートに変化する成分は、先端の部分や川に近い部分に多く含まれていますので、この部分を皮ごとすりおろすと、より多く摂取することができます。
 ただし、酵素やイソチオシアネートは、加熱すると効果がなくなりますし、さらにイソチオシアネートは、揮発性のある成分ですので、時間がたつと失われてしまいます。そのため、これらの効果を期待するのであれば、食事の直前におろし、生で食べる必要があります。給食では食品衛生上、加熱調理が原則となっていますので残念ながらこれらの効果は得られませんが、加熱することで甘みは増加しますし、独特の風味や見た目の効果もありますので、みぞれ焼き、みぞれ汁などの料理に使用されます。また、肉料理の下味に使用すると、肉を柔らかく仕上げる効果もあります。
 今日の給食では、大根おろしにしょうゆを加えて加熱したソースを焼いた豚肉にかけています。

※明日(10/18)は、カレーライスがありますので、スプーンのご用意をよろしくお願いします。

本日の献立/10月16日(月)

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献立名 ・赤魚の中華焼き
    ・豚肉とチンゲン菜の中華炒め
    ・キャベツのピリ辛あえ
    ・鶏だんごスープ(鶏だんご、枝豆)
    ・ごはん、牛乳
栄養価 エネルギー 726kcal、たんぱく質 33.0g、脂質 17.3g 

☆赤魚(あかうお)☆
 アカウオは、宮城県以北、北海道からベーリング海、アラスカ湾など北太平洋の100〜300mの深海に生息しています。フサカサゴ科の魚で、正式和名ではアラスカメヌケといいます。メバルなどの仲間で、体長は50cm程度になります。メヌケという名は、深海に住むフサカサゴ科で体色の赤い数種類の40〜60cmくらいになる大型の魚につけられており、ほかにはサンコウメヌケ、バラメヌケといった種類があります。これは漁獲される際に、深海から急激に引き上げられ、水圧が一気に下がるために、目玉が飛び出してしまうという現象が起こることから「目抜け(メヌケ)」と呼ばれるようになりました。
 おもに、切り身やフィレ(三枚おろし)、ドレス(頭部と内臓を除いたもの)に加工されて流通します。切り身にすると判別しにくいため「アコウダイ」の名で販売されることもありますが、本来のアコウダイとは別種になります。白身で味にくせがなく、煮つけ、揚げ物、みそ漬けなどの料理によく使われます。一般にメヌケの仲間は、秋から冬にかけて脂がのり、より一層味が良くなります
 今日の給食では、料理酒、みりん、しょうゆ、トウバンジャンで味つけした中華風の焼き物にしています。

※ 11月分の給食申込期間は10月18(水)までとなっております。給食の申込および停止を希望される方は、期間中にお手続きください。よろしくお願いします。

本日の献立/10月10日(火)

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献立名 ・鮭のきのこあんかけ
    ・鶏肉と野菜の炒め煮
    ・さつまいもの甘煮
    ・おかか菜っ葉
    ・ごはん、牛乳
栄養価 エネルギー 752kcal、たんぱく質 36.5g、脂質 14.1g
 
☆鮭(さけ/しゃけ)☆
 9月25日にも「サーモン」ということで紹介しましたが、サケはマスと同じ仲間の魚で、サケ・マス類としてひとくくりにして分類されることが多いです。また、その種類は多く、サケとマスの区別も特には決まっていません。鮭の呼び名が付くものには、シロザケ、ギンザケ、タイセイヨウザケなどがありますが、日本で一般的にサケというと「シロザケ」のことをいいます。サケ・マス類の魚の特徴としては、川で生まれ、海で育って大きくなり、再び産卵のために生まれた川に戻るという性質を持っています。このような性質の魚を「遡河魚(そかぎょ)」といいます。中には海へ下らずに川で一生を過ごすものもあり、海で育つ「降海型」に対して、「残留型」または「陸封型」と呼びます。このときベニザケの残留型はヒメマス、サクラマスはヤマメ、サツキマスはアマゴというように呼び名が変わります。残留型のものは渓流釣りの対象として人気があり、糸を引く感覚、そして見た目の美しさや美味しさに魅了されます。渓流では女王と呼ばれ、特に人気のイワナもサケ・マス類になりますか、ほとんどのものが残留しますが、エゾイワナの降海型としてアメマスが知られています。シロザケについては今のところ残留型は確認されていないようです。
 川を上る時期は、種類や場所によって違いがありますが、シロザケの場合は9月から1月ごろにかけて1日に15kmほどの速さで上り、親魚はエサも食べずにただひたすら上り続け、産卵を終えるとその命を落としてしまいます。卵は2か月ほどでかえり、6cm程度に成長するとまた川を下って海で大きく育ちます。
 おいしいとされるのは、秋から冬に川を上る前のたっぷりと栄養を含んだもので、この時期のシロザケをとくに「秋味」と呼んでいます。
 今日の給食では、焼いた鮭にきのこの入ったあんをかけています。

本日の献立/10月6日(金)

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献立名 ・牛肉の和風カレー炒め
    ・千草焼き
    ・もやしのあえもの
    ・りんご(缶詰)
    ・みそ汁
    ・ごはん、牛乳
栄養価 エネルギー 791kcal、たんぱく質 31.0g、脂質 19.7g

☆千草焼き(ちぐさやき)☆
 千草(ちぐさ/ちくさ)というのは、色々な草という意味で、料理用語としては、いろいろな材料を合わせた料理につけられる名称です。同じような意味から百草(ももくさ)という場合もあります。千草焼きといった場合、色々な材料を合わせた焼き物ということになり、肉類や、たけのこ、にんじんなどの野菜、しいたけなどを細かく刻み、溶いた卵に加えて焼き上げた卵焼きのことをこのように呼ぶことが多いです。同じような卵焼きで、ふくさ(袱紗)焼きということもありますが、ふくさ(袱紗)というのは、裏地をつけた布を意味し、ふわっと柔らかいことから、半熟程度に柔らかく仕上げたものをいうことが多いです。給食では、食品衛生の上からも、半熟に仕上げることはありませんので、千草焼きとしています。
 今日の給食では、鶏挽肉、とうふ、コーン、みつばなどを卵に加えて焼いています。卵だけで焼くのではなく、色々な具材をとり合わせることで、さらに栄養価を高めることもできます。

本日の献立/10月5日(木)

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献立名 ・鮪のオーロラソース
    ・鶏肉とじゃがいもの煮もの
    ・キャベツの甘酢あえ
    ・のりの佃煮
    ・ごはん、牛乳
栄養価 エネルギー 777kcal、たんぱく質 33.9g、脂質 17.9g

☆栄養素について「たんぱく質」☆
 たんぱく質は英語で「プロテイン(protein)」といいます。これはギリシャ語の「一番大切なもの」というような意味の言葉が語源となっています。この言葉の通り、たんぱく質は筋肉だけでなく、内臓、皮膚、血管、髪の毛、爪、骨、血液などの構成成分であるほか、各種ホルモンや酵素、神経伝達物質、免疫物質などの原料となっており、欠かすことのできない栄養素です。人体を構成するたんぱく質は、約20種類のアミノ酸で構成され、体内で結合、分解することで、新陳代謝を繰り返し、私たちの体はつねにつくりかえられています。
 約20種類のアミノ酸のうち、成人の場合8種類、子どもの場合9種類は人体内で合成されず、食品からの摂取が必要となり、これらを必須アミノ酸と呼んでいます。リジン、トリプトファン、フェニルアラニン、ロイシン、イソロイシン、スレオニン、メチオニン、バリンの8種類と子どもの場合のヒスチジンが必須アミノ酸となり、どれか一つでも不足すると不足しているアミノ酸の分量の分しか合成が進まないため、ほかのアミノ酸はたくさん摂っていても、すべて無駄になってしまいます。このため、様々な食品からバランスよくとる必要がでてくるのです。
 「良質のたんぱく質」という言葉をよく耳にすると思いますが、たんぱく質の「質」は、9種類の必須アミノ酸が、適切な割合でどれだけ含まれているかによって評価されます。肉類、魚類、卵類、大豆・大豆製品、牛乳・乳製品などのたんぱく質は基準となるアミノ酸の組成を満たしているので、良質のたんぱく質ということができます。
 サプリメントにより簡単にとることができると思う方もあるかもしれませんが、この場合、たんぱく質だけのことになり、他の栄養素や運動量などについても考慮しないと全体的な栄養バランスを崩す原因となります。
 私たち人類は、長い歴史の中で、自然の中から食品をとり、その栄養素を取り入れることで、生命や健康を維持できるようにつくりあげられているということを念頭において、その生活の方法を考え直す必要があるのではないかと思います。

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学校行事
12/18 進路懇談(3年生)・保護者懇談(1・2年)
12/19 進路懇談予備日(3年生)・保護者懇談(1・2年)
12/20 進路懇談予備日(3年生)・保護者懇談(1・2年)
12/21 保護者懇談(1・2年)

本日の配布物

3年生学年通信

2年生学年通信

1年生学年通信

学校元気アップ

元気アップ学習会

運営に関する計画・自己評価

目標に準拠した評価の観点の指標(各教科の観点とその評価材料及び基準)

校長室

大阪市統一テスト

いじめ対策基本方針

チャレンジテスト・統一テスト