本日の献立/11月13日(月)献立名 ・チャンポン(炒めめん、スープ) ・肉だんご ・ツナとチンゲン菜のオイスターソース炒め ・みかん(缶詰) ・ごはん、牛乳 栄養価 エネルギー 805kcal、たんぱく質 26.5g、脂質 21.8g ☆チャンポン☆ チャンポンというと、日本国内の料理としては、長崎ちゃんぽんが有名ですが、九州を中心に各地で様々なものがありそれぞれ特徴を持たせているようです。ほとんどが長崎と同様に太めの麺にいろいろな具の入ったあんをかけているものが多いですが、沖縄ではご飯の上に野菜炒めの卵とじをのせた料理もあるようです。また、一般に中華めんに豚肉や野菜など多くの具の入った案をかけた料理についてもチャンポンと呼んでいます。給食でもこちらの方を献立として取り入れています。 チャンポンの語源については、多くの説がありますが、「異なったものを混ぜること」を意味していることが多いようです。一説では、「チャン」は金属でできた鉦(かね)の音、「ポン」は鼓(つづみ)の音をあらわし、これを合わせた言葉が江戸時代につくられたとされています。また沖縄の「チャンプルー」や、インドネシア語の「canmpur(チャンプル)」も同じような意味で、同じ語源なのではないかともいわれています。 いずれにせよ、料理においては、いろいろな具材をうまくとりあわせることで、おいしく、そして栄養価も高い料理に仕上げることができます。 デリバリー給食では麺と汁気を混ぜて盛りつけてしまうと、麺が伸びてしまいますので、とろみのついたスープに、炒めた麺を入れて食べるようにしています。 本日の献立/11月10日(金)・ウインナーと野菜の洋風煮 ・野菜のカレー炒め ・りんご(缶詰) ・キャベツのスープ ・ごはん、牛乳 栄養価 エネルギー 855kcal、たんぱく質 33.5g、脂質 22.2g ☆マーマレード☆ マーマレードは、JAS(日本農林規格)によると、「ジャム類のうち柑橘(かんきつ)類の果実を原料としたもので、その果皮がみとめられるもの」と定義されています。従来は夏ミカンとダイダイが原料に使われていましたが、食の洋風化にともなって、バレンシアオレンジ、ネーブルオレンジなどのスイートオレンジが用いられるものが主に用いられるようになりました。その他、国内原料として、ハッサク、ブンタンなどの熟期が遅くて苦味の強い晩柑(ばんかん)類や、グレープフルーツ、レモンなども使われています。ブレンドする柑橘原料により、風味が大きく変化しますので、自家製でいろいろとくふうしてみるのも面白いかもしれません。マーマレードという名は、マルメロというバラ科の果実の砂糖煮をポルトガル語で「マルメラーダ」と呼び、これが由来であるという説もありますが、詳しいことはよくわかっていません。 利用法としては、ジャムと同じように、パンにぬったり、洋菓子の材料にしたりすることが多いですが、肉料理のソースや味つけにもよく使われます。 今日の給食では、鶏肉をから揚げにし、マーマレードとしょうゆ、料理用ワインで作ったソースをかけています。 本日の献立/11月9日(木)・赤平天とだいこんの煮もの ・かつおぶしとじゃこのいり煮 ・はくさいの甘酢あえ ・ごはん、牛乳 栄養価 エネルギー 770kcal、たんぱく質 29.9g、脂質 21.2g ☆ちりめんじゃこ(縮緬雑魚)☆ カタクチイワシをはじめとして、マイワシなどを含むイワシ類の稚魚は、白く透明なことから「白子(しらす)」と呼ばれます。(※同じ漢字で「しらこ」と読むと魚類の精巣をさします。)これを塩水で煮詰め、冷却した釜揚げシラスを乾燥器または天日で乾燥させたものを関西では「ちりめんじゃこ、関東では「しらす干し」といいます。これらは乾燥の度合いで少し違いがあり、ちりめんじゃこは半乾燥品で、水分が約40%、しらす干しは微乾燥品で、水分は約70%となります。このとき、ちりめんじゃこは乾燥度が高いので、煮るときの食塩水の濃度は、しらす干しが3〜6パーセントであるのに対し1〜3パーセントとやや低くします。 秋の終わりから春のはじめごろにとれるものがおいしいといわれ、おろしあえ、酢のもの、天ぷらなどによく使用されます。また、ちりめんじゃこでは、味つけしたものを炒って食べることもあります。 魚を骨ごと食べることになるので、カルシウムやビタミンDが豊富に含まれます。ただし、塩分も多いので、カリウムを多く含む野菜、芋類、果物、海藻類などといっしょに食べることをおすすめします。 今日の給食では、かつお節とともにいり煮にしています。 ※明日(11/10)、1年生は、校外学習のため給食はありません。 本日の献立/11月8日(水)・チキンナゲット ・小松菜のソテー ・黄桃(缶詰) ・牛乳 栄養価 エネルギー 878kcal、たんぱく質 28.7g、脂質 27.4g ☆チキンナゲット(chicken nugget)☆ チキンナゲットは、ファーストフードや冷凍食品などでもおなじみで、人気のあるメニューとなっています。鶏肉の小片や挽肉をひと塊にして成形し、小麦粉やパン粉などの衣をまぶして調理したものです。ファーストフードでは、油で揚げていますが、実際には焼いて調理する方が一般的であるようです。 発祥地はアメリカで、19世紀には食べられていたようで、ウィスコンシン州のJJK Booth(JJKブース/1788〜1853年)という人が考案したといわれますが、明確にはなっていません。 ナゲット(nugget)は、英語で「塊(かたまり)」や「金塊」を意味する言葉で、天然の金の塊をあらわすようです。当時、調理された鶏肉が、天然の金塊のように見えたことからこの名がついたと考えられています。 小片をまとめているので、ふんわりととても食べやすくなっているのが特徴です。 本日の献立/11月7日(火)・春雨サラダ(マヨネーズ) ・シューマイ(しょうゆ) ・チンゲン菜とコーンの炒めもの ・ごはん、牛乳 栄養価 エネルギー 874kcal、たんぱく質 33.8g、脂質 28.1g ☆シューマイ(焼売)☆ シューマイは、豚の挽肉などを小麦粉で作られた皮に包んで蒸した日本でもおなじみの中華料理で、点心(食事のつなぎや間食などの軽い食事)として扱われています。皮で挽肉を包む意味では、ギョーザと似ていますが、使用する皮は、ギョーザよりも薄く、一般的には四角い皮を使用し、最初に蒸して調理します。味つけは日本では薄めになっていますが、中国では味つけを強めにして何もつけずに食べることが多いようです。 また、日本製のシューマイにグリンピースをのせていることが多いのは、昭和30年代のことで、大手の冷凍食品の会社が、学校給食用のシューマイを作るときに、ショートケーキのイチゴをイメージし、彩りを良くすることを考慮して製造したとのことで、これがなぜか一般化したようです。 給食では、揚げたシューマイを使うことが多いですが、今日の給食では蒸しシューマイにしています。 ※明日(11/8)は、ハヤシライスがありますので、スプーンのご用意をよろしくお願いします。 |
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