本日の献立/1月24日(水)![]() ![]() ![]() ![]() ・ミンチカツ ・きゅうりのドレッシングあえ ・いよかん ・牛乳 栄養価 エネルギー 848kcal、たんぱく質 27.5g、脂質 27.8g ☆いよかん(伊予柑)☆ イヨカンは、ミカンとオレンジが偶然にかけあわされてできたものと考えられていますが、正確にはよくわかっていません。1886年(明治19)に山口県阿武郡東分村(現在の萩市)で発見され、関門海峡の昔の名をとって「穴門(あなと)みかん」(穴戸とも書く)として栽培が始まりました。その後、愛媛県でも栽培が広まり、収穫量が増加して山口県をこえ、主産地となりました。そのため、1930年(昭和5)になって、今度は愛媛県の旧名をとって「伊予柑(いよかん)」と名付けられました。今では、さらに生産量が増加し、国内のミカン類のなかでは、温州ミカンに次いで第二位の生産量となっています。出荷時期も温州ミカン出荷が少なくなってくる1月ごろから出回るようになり、2月に出荷のピークとなり、3月ごろまで出荷されます。 栄養成分は、温州ミカンなどと同じようにカロテンやビタミンCが多く、一個食べるとおよそ1日分のビタミンCが摂れ、カゼなどの予防効果が期待されます。甘さと酸っぱさが程よく調和していて、香りがとても良いのが特徴です。 本日の献立/1月23日(火)![]() ![]() ・一口がんもと野菜の煮もの ・金平ごぼう ・だいこんの即席漬け ・ごはん、牛乳 栄養価 エネルギー 855kcal、たんぱく質 37.1g、脂質 24.7g ☆だいこん(大根)☆ ダイコンは、アブラナ科の野菜で、かなり古くから栽培されており、4500年以上前に建てられたとみられるピラミッドにもその記述が残されているそうです。日本でも「日本書紀(720年)」などにも記載があり、古くから栽培されてきたとともに、「春の七草」のひとつである「すずしろ(蘿蔔、清白)」としても親しまれてきました。今では日本を代表する野菜であり、明治時代以来(実際は江戸時代のころからと思われる。)、その生産量は野菜の中ではトップクラスです。品種改良により、各地でそれぞれ特有の品種が栽培されていましたが、1970年代になって、みずみずしくて甘味が多く、辛味の少ない「青首だいこん」に人気が集中しました。そのため、現在では、漬物用などを一部を除いて、国内で栽培されるほとんどが、青首だいこんとなっています。 旬については、作型が季節によって、秋ダイコン、冬ダイコン、春ダイコン、夏ダイコンに分けられて栽培されているため特定しにくいですが、中でも辛味の少ない11月〜3月に収穫されるものが好まれています。 ダイコンの特徴としては、カブと同じように、白い根の部分と葉の部分で含まれる成分は大きく違います。根の部分には、消化酵素が多く含まれ、胃腸の調子を整え、消化吸収を促す効果があります。ただし、加熱するとその効果は弱くなるので、だいこんおろしなどにして食べるととても効果的です。葉の方は、除いて販売されることがほとんどなので、食べることは少なくなりましたが、緑黄色野菜としてカロテンやビタミンC、カルシウムなども多く含んでいます。 今日の給食では、即席漬けに使用しています。 ※明日(1/24)は、ハヤシライスがありますので、スプーンのご用意をよろしくお願いします。 ※3年生は、1/24(水)より1/26(金)まで学年末テストのため給食はありません。 本日の献立/1月22日(月)![]() ![]() ・鶏肉とこんにゃくの煮もの ・高野どうふのいり煮 ・小松菜のおひたし ・だいこんのすまし汁 ・ごはん、牛乳 栄養価 エネルギー 770kcal、たんぱく質 35.7g、脂質 19.7g ☆小松菜(こまつな)☆ コマツナは、カブの仲間となる緑黄色野菜です。江戸時代に椀屋久兵衛(わんやきゅうべえ:1651〜1676年)が、「葛西菜(かさいな)」といわれる野菜を改良し、それを小松川村(現在の東京都江戸川区)のあたりで栽培されていたようです。そして、八代将軍徳川吉宗(1684〜1751年)が鷹狩りの際に食べた雑煮の中に、香りのよい青菜が入っているということで、その土地の名をとって「小松菜」と命名したと言い伝えられています。当時から江戸の人々に親しまれた重要な野菜だったようです。また、この椀屋久兵衛は大坂の豪商だったとも伝えられ、江戸で評判の葛西菜を上方へ取り寄せてふるまったともいわれています。以前は関東地方を中心に栽培されていましたが、今では全国に広まり親しまれています。大阪でも八尾、東大阪、堺、岸和田などで盛んに栽培がおこなわれ、なにわの特産野菜の1つに加えられています。 旬は10〜3月で、冬の野菜なので「冬菜」、「雪菜」、「うぐいす菜」などとも呼ばれています。栄養価は非常に高く、カルシウムや鉄、ビタミンCなどは、ほうれん草よりも多く含まれています。また、ほうれん草のような灰汁(あく)もないので、下ゆでする必要もなく、色や歯ざわりもいいので、おひたしや漬物などにもよく使われます。そのほか、炒めもの、煮もの、汁ものなどさまざまな料理で使用されます。 今日の給食では、おひたしとして使っています。 本日の献立/1月19日(金)![]() ![]() ![]() ![]() ・秋刀魚のおかか煮 ・ふかしいも ・もやしのおひたし ・豚汁 ・牛乳 栄養価 エネルギー 853kcal、たんぱく質 38.1g、脂質 21.2g ☆かやくご飯☆ かやくご飯は、米を使った料理の1つで、季節の野菜やきのこ類などを米に加え、しょうゆ、塩、みりん、だし汁などを使って味つけして炊き上げたもので、「炊き込みご飯」のことを関西でこのように呼びます。「かやく」という言葉は薬味を加えるという意味で、漢字では「加薬」と書きます。「火薬」と思っておられた方もあるかもしれませんが、そのような危険なものではありません。「薬味」は、もともと漢方用語で漢方薬に補助的に使用される材料をあらわしていましたが、江戸時代ごろから、料理に添える香辛料や香味野菜もあらわすようになり、料理によっては具全体や調味料をあらわすようになりました。 具材や調味料を一緒に炊き込むことで、米にも味や香りが染み込み、美味しさもふくらみます。また、ご飯と一緒に残った野菜なども炊くことができ、おかずの要素も加わるという合理性から関西では人気があるようです。 大阪市の中学校給食では、ご飯と具を一緒に炊くことのできる設備が整っていないため、「混ぜご飯」として、具とご飯を各自で混ぜてもらうようにしています。 本日の献立/1月18日(木)![]() ![]() ・さといもとれんこんのから揚げ ・風呂吹きだいこん ・水菜のおかかあえ ・ごはん、牛乳 栄養価 エネルギー 764kcal、たんぱく質 26.7g、脂質 21.7g ☆水菜(みずな)☆ ミズナは、日本原産とされるアブラナ科の野菜で、京都で古くから栽培されている京野菜の1つです。山城国(現在の京都府南部)の地誌である雍州府志(ようしゅうふし/1682年)には「水菜」の名で記載がありますが、それ以前からすでに栽培が行なわれていたようです。当時から、人糞などを使わずに、畑に流水を引き入れて栽培したことから、この名がついたようです。関西以外では、「京菜(きょうな)」の名で呼ばれることが多いです。冬が旬の野菜で、「水菜が並ぶようになると冬本番」といわれることもあるそうです。よく似た野菜で壬生菜(みぶな)という野菜がありますが、これは、京都の壬生で寛政年間(1789〜1801年)のころに、葉に切れ込みのない水菜の変種として見つかりました。 ミズナはカロテンとビタミンCが豊富で、冬場のカゼ予防にぴったりです。そのほかカルシウムや鉄、カリウムなどのミネラル成分や、食物繊維も多く、栄養バランスのとれた緑黄色野菜で生活習慣病の予防にも効果が期待されます。また、美肌づくりに効果のあるポリフェノールが含まれているので、美容野菜としても注目されています。鍋もの、サラダ、あえもの、漬物などいろいろな料理に使われ、大阪では水菜の歯ざわりを生かした「はりはり鍋」が有名です。今日の給食では、おひたしとして使用しています。 |
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