本日の献立/11月6日(月)![]() ![]() ・一口がんもと野菜の煮もの ・はくさいときゅうりのあえもの ・りんご(缶詰) ・吉野汁 ・ごはん、牛乳 栄養価 エネルギー 831kcal、たんぱく質 35.2g、脂質 21.9g ☆鯖(さば)☆ サバは、エサや過ごしやすい場所を求めて、広い範囲を群れになって泳ぎ回る典型的な回遊魚で、体長は50cmくらいになります。日本近海で獲れるサバは、おもにマサバとゴマサバの2種類で、一般的にサバというとマサバの方をさします。以前はたくさん獲れ、大衆魚として、利用されてきましたが、日本近海のものは漁獲量が減ったため、価格が高くなり高級魚となってきました。各地で養殖も盛んにおこなわれていますが、ブランド物もあり、大衆魚としての位置づけではなくなってきているようです。そのため、ノルウェーなどで獲れるタイセイヨウサバの方が、値段も安いため、多く出回るようになりました。 それぞれの特徴としては、マサバは10〜12月ごろになると脂がのっておいしくなります。ゴマサバは脂肪分が少ないものの年間を通して味が落ちないので、年中利用され、マサバの味が落ちる夏には特に重宝されます。タイセイヨウサバは、脂肪の含有量がたいへん多く、日本近海のものと比べると、1.5〜5倍にもなり、味も良く、年間通して出回ります。 サバは「サバの生き腐れ」といわれるように、水揚げされるとすぐに死んでしまい、腐りやすくなるので、新鮮なうちに「塩サバ」、「しめさば」やしょうがを使った「煮つけ」などに加工や調理されることが多いです。また、数をごまかすことを「さばを読む」といいますが、サバが腐らないうちに、急いで数を読むため、数をごまかしたことが、この言葉の由来となったそうです。 栄養面では、血液を流れやすくするといわれるIPAや、脳の働きを良くするといわれるDHAが多く含まれ、また、たんぱく質や鉄、ビタミン類も多く含み、とくに成長には欠かせないビタミンB2が多く含まれています。 今日の給食では、しょうが、さとう、みりん赤みそを使って煮ものにしています。 ※3年生は、進路懇談期間中のため11/8(水)まで給食はありません。 本日の献立/11月2日(木)![]() ![]() ・サーモンフライ ・粉ふきいも ・ブロッコリーのサラダ ・ごはん、牛乳 栄養価 エネルギー 790kcal、たんぱく質 28.5g、脂質 22.5g ☆にんじん(人参)☆ ニンジンの原産地は、アフガニスタン北部の山岳付近とされ、中近東を経て12〜13世紀にヨーロッパへ伝わった西洋種と、シルクロード経て13世紀に中国へ伝わった東洋種に大きく分かれました。日本へは東洋種が17世紀に中国から伝わり、その後18世紀の幕末期に西洋種が長崎に伝わりました。現在流通しているのはほとんどが西洋種で、「五寸にんじん」という品種を主流として数種類の品種が出回っています。東洋種は「金時にんじん」が主に正月用として、関西以西でわずかに流通するにとどまっています。西洋種は日本各地で栽培され、春夏にんじんは、徳島、千葉、青森、愛知などで、秋にんじんは、北海道、青森などで、冬にんじんは、千葉、茨城、愛知など、というふうに一年を通じて収穫されています。そのため、旬は感じにくいですが、本来冷涼性の野菜ですので、西洋種は9〜12月ごろ、東洋種は11〜2月ごろで、どちらも秋から冬にかけての野菜です。 栄養成分では、何と言ってもカロテンが豊富に含まれているのが特徴で、皮膚や粘膜を強くし、免疫力を高めますので、これからの季節、風邪などの予防に効果が期待されます。 今日の給食では、「豚肉のケチャップ炒め」に使用しています。 本日の献立/11月1日(水)![]() ![]() ・ハンバーグ ・野菜のカレーソテー ・りんご ・ごはん、牛乳 栄養価 エネルギー 852kcal、たんぱく質 30.6g、脂質 21.7g ☆しめじ(占地)☆ 給食献立の食品名で「しめじ」と書いていますが、これは栽培された「ブナシメジ」で、本来の「ホンシメジ」とは異なる種類のきのこです。「匂い松茸、味しめじ」といわれるのはホンシメジのことで、たいへん味が良いそうですが、天然ものは希少価値が高く、ほとんど流通することもありません。栽培も困難とされていましたが、最近、バイオ技術の向上により栽培に成功し、量産も可能となりました。まだ少し価格は高めですが、徐々に流通を増やしているようです。以前は栽培された別種のきのこがシメジの名で流通し、ブナシメジをホンシメジ、ヒラタケをシメジなどとして販売されていたこともありましたが、現在では1991年に林野庁の通達があったこともあり、本来の名称で流通するようになりました。給食献立の表記も改めるべきではないかと思っています。 しかし、ブナシメジの方も歯切れよく、くせのない味で人気があり、いろいろな料理に使われています。天然ホンシメジの味も気になるところではありますが、生える場所や環境によって姿が異なることもありますし、よく似たキノコや毒キノコとの判別もたいへん困難で、誤食事故もよく起こっています。栽培されたきのこでも十分おいしいですので、一般的にきのこを食べる場合は、販売されている安全なものを選んだほうが良いと思われます。 今日の給食ではクリームシチューにブナシメジをつかっています。 ※本日より11/8(水)まで、進路懇談のため、3年生のみ給食はありません。よろしくお願いします。 |
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