本日の献立/1月10日(水)![]() ![]() ![]() ![]() 献立名 ・手巻き寿司 寿司飯の具(ごはんと合わせる) 牛肉、ほうれん草、錦糸卵、鮭そぼろ ・みぞれ汁 ・ごはん、牛乳 栄養価 エネルギー 761kcal、たんぱく質 28.9g、脂質 17.2g ☆かんぴょう(干瓢)☆ かんぴょうはウリ科のユウガオの果実を細長くむくように切り、乾燥させた食品です。ヒルガオ科のヨルガオもユウガオということが多く、よく混同されますが別種の植物となります。もともとは、大阪の木津が産地であったため、「きづ」とも呼ばれます。現在は、栃木県の特産品となり全国の9割程度を生産しています。これは近江水口藩主の鳥居忠英(とりいただてる/1665〜1716年)が1712年に現在の栃木県下都賀(しもつが)郡あたりになる下野壬生(しもつけみぶ)藩へ転封(てんぽう)となった際に水口のかんぴょうを持ち込んだためと考えられています。 巻きずしやちらしずしの具、昆布巻きや巾着を結ぶ材料につかわれることが多く、そのほか煮もの、揚げ物、炒めもの、酢の物、サラダなどに使用されます。 今日の給食では、すし飯の具として使用しています。 本日の献立/12月20日(水)![]() ![]() ・鶏肉と野菜の炒めもの ・大学いも ・金時豆の煮もの ・うすくず汁 ・ごはん、牛乳 栄養価 エネルギー 833kcal、たんぱく質 29.4g、脂質 21.0g ☆水あめ(水飴)☆ 水あめはかなり古くから使用されていたとみられ、「日本書紀(720年)」に、神武天皇が大和高尾で水無飴をつくったというような記述があり、この飴は水あめであると考えられています。飴というと今ではお菓子というイメージですが、当時は調味料として利用されていたようです。 水あめは、でんぷんを酵素の作用で糖に変化させたもので、玄米を発芽させ、それに含まれる酵素を利用していましたが、その後、発芽玄米より効率の良い麦芽を利用するようになりました。発芽玄米や麦芽にはジアスターゼなどの酵素が含まれ、これをデンプンなどの炭水化物に作用させると糖分に変化し、甘い溶液ができます。これを絞って煮詰めることで、水あめができます。このことを古代の人々は発見して、貴重な甘味料、そして栄養源として生活に利用してきたようです。 室町時代になると砂糖の輸入も見られますが、一般人に手の届くものではなく水あめを利用していたようで、このころまではお菓子としてではなく、調味料として利用されていました。江戸時代になって砂糖が一般にも出回り始めることによって、固形の飴も作られるようになり、飴はお菓子としても認識されるようになったようです。 今日の給食では、大学いもにからめる蜜に使用しています。 ※本日(12/20)で2学期の給食は終了です。1・2年生は1/10(水)より、3年生は1/12(金)より3学期の給食を開始します。 本日の献立/12月19日(火)![]() ![]() ・スペイン風オムレツ ・ほうれん草ともやしのソテー ・きゅうりとコーンのドレッシングあえ ・ごはん、牛乳 栄養価 エネルギー 767kcal、たんぱく質 33.1g、脂質 21.7g ☆スペイン風オムレツ(トルティージャ)☆ スペインには、トルティージャという卵料理があり、これを日本では、スペイン風オムレツ、または、スパニッシュオムレツというふうに呼ぶことが多いです。初めて作られたのは、1798年2月で、スペインのビジャヌエバデラセレナという村の出身者によって発明されたといわれています。 作り方は、じゃがいも、たまねぎ、ほうれん草、ベーコンなど油で炒めた具をとき卵に混ぜて塩で味つけし、フライパンで丸い形のまま厚目に焼くもので家庭でも簡単につくることができます。ケーキのようにくさび形に切って盛付するのが一般的であるようです。具にはいろいろなものが使われますが、ほとんどの場合、じゃがいもは入るそうです。 メキシコ料理にもトルティージャまたはトルティーヤ呼ばれるものがありますが、これはトウモロコシや小麦粉を薄く焼いたものです。どちらかというと主食として扱われており、メキシコにもともとあったものが、スペインのトルティージャに見た目が似ているということから同じ名で呼ばれるようになったようです。 今日の給食では、じゃがいも、ピーマン、ベーコンを具として使用しています。また、フライパンではなくオーブンの皿で焼いていますので、四角い形に切っています。 本日の献立/12月14日(木)![]() ![]() ・厚揚げのピリ辛あんかけ ・キャベツのオイスターソース炒め ・きゅうりの中華あえ ・ごはん、牛乳 栄養価 エネルギー 681kcal、たんぱく質 27.8g、脂質 18.0g ☆テンメンジャン(甜麺醤)☆ 日本の食卓に欠かせない「みそ」は、中国や朝鮮半島から伝わったといわれていますが、「甜麺醤(テンメンジャン)」は、中国の料理で使用されているみそです。小麦粉と塩を混ぜ、特殊な麹(こうじ)を加えて醸造され、黒または赤褐色で、八丁みそにも似ていますが、辛くはなく、甘い味をしたみそです。漢字の「甜(テン)」は甘味、「麺(メン)」は小麦粉、「醤(ジャン)」はみそをそれぞれあらわしています。 生で食べることができるので、北京ダックや、その他肉料理、野菜などに添えられるほか、加熱によりコクを増すので、回鍋肉(ホイコーロー)、マーボー豆腐、担々麺などの四川料理や、その他の炒めものや煮もの料理にもよく使われます。 今日の給食では、豚肉の炒めものの味つけに使用しています。 ※1・2年生は、本日で2学期の給食は終わりです。3学期は、1/10(水)より3学期の給食を開始します。3年生のみ、来週12/19(火)、20(水)の給食を実施します。 本日の献立/12月12日(火)![]() ![]() ・一口ごぼう天と野菜の煮もの ・じゃがいものそぼろ煮 ・小松菜とじゃこのごま炒め ・ごはん、牛乳 栄養価 エネルギー 748kcal、たんぱく質 29.8g、脂質 18.0g ☆竜田揚げ(たつたあげ)☆ 「竜田揚げ」というのは、鶏肉などの肉類や魚類などにしょうゆ、みりんなどで下味をつけてでんぷんをまぶして油で揚げたから揚げです。「竜田」の名は奈良県の北西部を流れる「竜田川」が語源になっているといわれ、しょうゆなどで下味をつけているため、赤褐色に色づき、でんぷんがところどころ白くなっている様子を紅葉の中に流れる竜田川に見立てたものとされています。また、旧日本海軍の軽巡洋艦「龍田」の料理長が考案し、「龍田揚げ」と名付けたともいわれ、この文字を使われることもあります。 「竜田揚げ」と「から揚げ」はどう違うのかという質問もよくありますが、から揚げというのは、小麦粉やでんぷんなどの衣を薄くまぶすか、何も付けずに揚げる料理のことです。鎌倉時代には、このような料理法があったとされ、江戸時代には「衣かけ」などと呼ばれていたようで、から揚げと呼ばれるようになったのは1900年代前半ころからのようです。から揚げの名にも諸説があり、中国から伝わった料理法として「唐揚げ」、衣をつけずに揚げることから「空揚げ」などといわれています。「竜田揚げ」の名も、ちょうどそのころから使われているようで、から揚げと呼ばれる料理の中で、しょうゆなどで下味をつけ、色づくように揚げた料理をとくに竜田揚げというふうに考えるとよいのではないかと思います。 今日の給食では赤魚を使い、しょうゆ、料理酒、しょうがで下味をつけて、竜田揚げとしています。 ※明日(12/13)は、全学年給食ありません。次回実施は、1・2年生は14日(木)、3年生は19(火)となります。 ※1月分の給食申込期間は12/15(金)までです。給食の申込および停止をされる方は申込期間中にお手続きください。 |
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