本日の献立/1月15日(月)・筑前煮 ・ほうれん草のおかか炒め ・りんご(缶詰) ・のっぺい汁 ・ごはん、牛乳 栄養価 エネルギー 775kcal、たんぱく質 30.8g、脂質 16.6g ☆のっぺい汁☆ のっぺい汁は、新潟、奈良、島根、熊本など全国各地に郷土料理として知られ、発祥地や由来の特定は難しいようです。奈良の寺院の宿坊で、残り物の野菜を使いくず粉でとろみをつけて出したというのが今のところ最も古い記録といわれますが、その後どのように伝わったのかもはっきりしていません。漢字では餅のように粘った様子から「濃餅」と表記されたり、「能平」、「野平」とされたりすることもあります。 使用する食材は里芋、ごぼう、れんこん、にんじん、きのこ類など季節のものを使って煮こみ、とろみのある汁ものに仕上げるのが特徴です。とろみは、でんぷんを加えてつける場合や里芋で自然につけることもあります。味つけはしょうゆ、塩などでうす味に仕上げ、冬は暖かく夏には冷やして食べることもあるようです。 今日の給食では、里芋、だいこん、にんじん、しいたけを使用した汁ものになっています。 本日の献立/1月12日(金)・白身魚のフライ ・マカロニサラダ(ハム、マヨネーズ) ・ごはん、牛乳 栄養価 エネルギー 863kcal、たんぱく質 31.9g、脂質 28.5g ☆ミネストローネ☆ ミネストローネ(Minestrone)は、イタリアの代表的なスープで、一般的には、具がたくさん入ったトマト味のスープのことをいいます。イタリア北西部のロンバルディア地方が発祥といわれ、ミネストローネには「具だくさん」や「ごちゃ混ぜ」という意味があるそうです。 とくに決まった作り方はなく、トマトやニンニク、オリーブ油をベースとしてタマネギ、ジャガイモ、ニンジン、キャベツ、セロリ、ズッキーニ、サヤインゲン、ベーコンなどがよく使用され、パスタや米を入れることも多いです。地方や季節、家庭によって様々で、トマトを入れない場合もあります。 今日の給食では、ジャガイモ、タマネギ、ニンジン、コーン、セロリ、ニンニク、鶏肉を使用し、オリーブ油で材料を炒め、トマトジュース、スープの素、塩、コショウ、うす口しょうゆで味つけしています。 本日の献立/1月11日(木)・スバケッティソテー ・だいこんとコーンのドレッシングあえ ・うずら豆のグラッセ ・ごはん、牛乳 栄養価 エネルギー 808kcal、たんぱく質 33.8g、脂質 21.0g ☆タンドリーチキン☆ タンドリーチキンは、インドの主に北部で親しまれている料理で、もともと王朝料理であったものが広まったそうです。この地方では、タンドール(タンドゥール)という円筒形をした粘土製の窯(かま)を使い、ヨーグルトやスパイスで漬け込んだ鶏肉を金串にさして、これを吊り下げて焼きます。また、タンドールは使い込むうちに土の香りと燃料に使用する炭火によって、よりおいしさが引き立つようになるそうです。インドではヒンズー教徒が多く、牛肉や豚肉を食べることを避けるため、主に鶏肉が使われます。本来は、骨付き肉が使われ、骨なし肉を使う場合は、「チキンティッカ」と呼ばれる別の料理になりますが、日本では、どちらの肉を使ってもヨーグルトとカレー味などのスパイスで味付けしてオーブンで焼いたものをタンドリーチキンと呼んでいます。 ※3年生は明日より、3学期の給食開始となります。 本日の献立/1月10日(水)献立名 ・手巻き寿司 寿司飯の具(ごはんと合わせる) 牛肉、ほうれん草、錦糸卵、鮭そぼろ ・みぞれ汁 ・ごはん、牛乳 栄養価 エネルギー 761kcal、たんぱく質 28.9g、脂質 17.2g ☆かんぴょう(干瓢)☆ かんぴょうはウリ科のユウガオの果実を細長くむくように切り、乾燥させた食品です。ヒルガオ科のヨルガオもユウガオということが多く、よく混同されますが別種の植物となります。もともとは、大阪の木津が産地であったため、「きづ」とも呼ばれます。現在は、栃木県の特産品となり全国の9割程度を生産しています。これは近江水口藩主の鳥居忠英(とりいただてる/1665〜1716年)が1712年に現在の栃木県下都賀(しもつが)郡あたりになる下野壬生(しもつけみぶ)藩へ転封(てんぽう)となった際に水口のかんぴょうを持ち込んだためと考えられています。 巻きずしやちらしずしの具、昆布巻きや巾着を結ぶ材料につかわれることが多く、そのほか煮もの、揚げ物、炒めもの、酢の物、サラダなどに使用されます。 今日の給食では、すし飯の具として使用しています。 本日の献立/12月20日(水)・鶏肉と野菜の炒めもの ・大学いも ・金時豆の煮もの ・うすくず汁 ・ごはん、牛乳 栄養価 エネルギー 833kcal、たんぱく質 29.4g、脂質 21.0g ☆水あめ(水飴)☆ 水あめはかなり古くから使用されていたとみられ、「日本書紀(720年)」に、神武天皇が大和高尾で水無飴をつくったというような記述があり、この飴は水あめであると考えられています。飴というと今ではお菓子というイメージですが、当時は調味料として利用されていたようです。 水あめは、でんぷんを酵素の作用で糖に変化させたもので、玄米を発芽させ、それに含まれる酵素を利用していましたが、その後、発芽玄米より効率の良い麦芽を利用するようになりました。発芽玄米や麦芽にはジアスターゼなどの酵素が含まれ、これをデンプンなどの炭水化物に作用させると糖分に変化し、甘い溶液ができます。これを絞って煮詰めることで、水あめができます。このことを古代の人々は発見して、貴重な甘味料、そして栄養源として生活に利用してきたようです。 室町時代になると砂糖の輸入も見られますが、一般人に手の届くものではなく水あめを利用していたようで、このころまではお菓子としてではなく、調味料として利用されていました。江戸時代になって砂糖が一般にも出回り始めることによって、固形の飴も作られるようになり、飴はお菓子としても認識されるようになったようです。 今日の給食では、大学いもにからめる蜜に使用しています。 ※本日(12/20)で2学期の給食は終了です。1・2年生は1/10(水)より、3年生は1/12(金)より3学期の給食を開始します。 |
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