11月20日　芸術鑑賞として、「リオ・パラリンピック閉会式」で世界に向けてバレエダンスを披露された、大前光市さんにお越しいただきました。

大前さんは、プロのダンサーを目指していましたが、23歳の時に飲酒運転者に交通事故を起こされ、左足を切断する大けがを負います。10年間もがいてもがいた結果、自分にしかなれないダンサーを目指すと志を立て、仲間にも助けられ、義足のプロ、バレエダンサーになられます。

大前さんが、子どもたちに歩き方立ち方を話しているうちに、ダンス志望の生徒がダンスを教わり、舞台でダンスを披露します！

アンデルセン作　「すずの兵隊」のお話と共に、大前さんのお話も進みます。

最後は
「これから、みんな、様々な進路に進むでしょう。その時、必ず壁にぶつかるときが来ます。でも、自分にしか持っていないものが必ずあります、それを信じてください。例えそれが、世間から見て決して有利なものでなくても、いろいろなものさしでそれを見てみてください。僕は、片足を失うという大きな変化がありました。でも、時間はかかりましたが、それを、他の人が持っていない自分の個性だと捉えて頑張る事が出来ました。変化はチャンスなんです。
みんな、変化を楽しもう!」

たくさんの勇気を元気をいただきました。
大前光市さん、ありがとうございました。

【アンデルセン　すずの兵隊】

11月11日（土）大阪企業家ミュージアムの事務長さんにお越しいただいて、夢授業を行ないました。

インスタントラーメンを発明した安藤百福さんのお話や江崎グリコの創業者、江崎利一さんのお話から、企業家に共通した７つのキーワード
「志」「変化」「先見性」「挑戦」「創意工夫」「自立自助」「意志」について、
さらにはそこから中野中学の子どもたちに、
○目標を持つこと　○挑戦する事　○考える事
の大切さをお話してもらいました。

10月14日（土）ロス五輪バレーボール銅メダリストの大谷佐知子さんをお招きして、夢★授業を行いました。

カンボジアでの子どもたちへのスポーツを通じた啓発活動、高校生へのコーチによる成長の大切さを伝えるDVDの後、講演していただきました。

「カンボジアでの体験で、私は、世界の中の自分というものを認識した。今の生活は決して当たり前ではないんだということを学びました。また高校生への指導を通して伝えたかったこと。最初は彼女たちは悔しがらなかった。口では言うけど行動につながらない。それが半年の間に、やりたいことに思いをかけ、一生懸命頑張るうちに、勝って泣いたり負けて悔しがるようになって、人として1ランク成長する事が出来るということを再確認しました。
みんなもひょっとしたら、この恵まれた環境で好きなことに全力でチャレンジできるのは高校生くらいまでかもしれない。だからなおのこと、今、やりたい夢・目標を見つけて頑張って欲しい」
という話をしていただきました。