☆ 児童朝会 ☆児童朝会を行いました。今日は「言葉の持つ力」についての話をしました。 茨城県つくば市に住む高校2年生の男の子が交通事故に遭い、脳が半分近く傷ついてしまいました。お医者さんに「一生手足が動かないだろう」と言われました。男の子もお母さんもとても悲しい気持ちになりました。でも、お母さんはあきらめませんでした。毎日、息子に励ましの声をかけ、リハビリをさせました。息子もお母さんの優しい言葉に応え、一生懸命がんばりました。そのうちに、その親子の姿に感動した看護士さんたちも、高校生に温かい言葉をかけ、励ますようになりました。すると、2か月後、今まで、ピクリともしなかった高校生の手が動くようになりました。その後、周りの人たちに温かい言葉をかけてもらいながらリハビリを続けた高校生は奇跡的に回復し、学校に戻れることになりました。 学校へ戻った高校生に、ある人が「君は大きな事故に遭ったので、みんなと同じ教室で勉強するのは無理かもしれない。」と言いました。それを聞いた高校生の手はその夜、再び動かなくなったそうです。 高校生の手を動かせるようにしたのも人の言葉、また、動かなくしたのも人の言葉です。言葉にはそれだけの力があります。言葉は、口で伝えるだけではありません。メールやラインで伝える言葉も同じです。人を元気にする、人の心を温かくする言葉をお互いに掛け合うようにしたいですね。そうすることで、みんなが元気な、温かい学校にしていきましょう。 |
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