3年出前授業 島津ぶんせき体験スクール〜ひさき型分光器を使って光を調べよう〜 11月29日(水)島津製作所が科学技術で社会に貢献することを目指していることや、科学の力でモノを調べることが得意などの会社のお話や、製品を作るまでの社員の方の仕事について話を聴きました。 その後、事前にいただいて作成したひさき型分光器(ペーパークラフト)を使って光の観察をしました。白熱灯・LED・蛍光灯の3つの光源をひさき型分光器で覗くと、どれも虹色の光が見え、「わー綺麗!」「すごい!虹や!!」など驚いた様子でした。 観察後の発表では、「白熱灯はぼわぼわと広がった虹だった」「蛍光灯は虹の一色ずつが線のように見えた」などそれぞれの光源の特徴を捉えた発言が出ました。 分光の仕組みについてのお話では、観察に使った分光器のグレーティング(光を分ける回折格子)1mmの間には数百本の溝があり、そこに光が反射することで分光される。また、実際に惑星観測用人工衛星ひさきに搭載された分析装置のグレーティングは、1mmに1800本の溝があることを教えてもらいました。1mmの中にそんなたくさんの溝があると思っていなかった子どもたちはとても驚いて、目を凝らしてひさき型分光器のグレーティングを見ていました。 |
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