5年生 出前授業 理科実験プログラム〜水のろ過と地球環境を考える〜 2月6日(火)最初に色水のろ過実験をしました。理科で学習したろ紙を使ったろ過では色水が無色透明な水に変わりませんでしたが、ろ紙より隙間の小さい中空糸膜を使った実験では色水を無色透明な水にろ過することができました。中空糸膜でろ過した瞬間、無色透明な水が出てきた時には、驚きの声が出てきました。 中空糸膜の凄い力を実感したところで、中空糸膜でろ過を行うと食塩水も食塩の入っていない水になるのかを実験しました。食塩水をろ過して出てきた液は見た目では食塩が含まれているかわからないので、加熱して水分を蒸発させることで確かめたところ、白い塩が出てきました。このことから、隙間の小さな中空糸膜を使っても食塩はろ過で取り除くことができないことがわかりました。 中空糸膜で取り除けない食塩などはより小さな隙間の逆浸透膜(RO膜)を使えばろ過できること、中空糸膜や逆浸透膜が被災地や水不足の地域で活躍していることをお話していただきました。最後に講師の方からお話のあった「理科で学んでいることは社会とつながっていること」を体感できた授業でした。 |
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