児童朝会:講話から
今日は児童朝会で、マスクなどについての話をしました。
新型コロナウィルス感染症の第5類への移行に伴い、マスクの着用は個人の判断に任せられている内容を子ども達に伝えました。保護者の方々の考えもあるので、「お家の方の考えもしっかり聞いて、どんな時にどうしたらよいかなど話し合ってくださいね。」と伝えました。また、友達同士でもマスクの着脱について、本人の意思決定が大切で尊重することの大切さを伝えました。 この数年間の自粛生活から、以前の(普通の?)生活に戻すにあたり、さまざまな判断のよりどころがコロナ感染対策に焦点化してしまうことに気を付けないといけないなぁと感じています。例えば、マスクを外す、外さないの判断は、ここ数年コロナ感染対策を第一に考え進められてきたのではないでしょうか。しかし、本来、マスクはコロナ対策以外にも、他の感染症対策、花粉症やハウスダスト対策、咽頭の保護など、多種多様な目的で使用されます。今後はマスク本来の多様な効果を踏まえ、時と場所に応じて、各自が適切にマスクを使用することができること、そして、それを尊重できることが重要ではないかと考えています。また、手洗い・うがい・換気などは、健康的・衛生的な生活には欠かせないもので、意識の高まりを継続すべきこともあります。 自粛生活が習慣化した今、以前の生活に戻すことが、もはや普通のことではなくなっています。以前は、「当たり前だった習慣」を「新たな習慣」として伝える必要性を感じています。数年の自粛生活をマイナスと考えるのではなく、これまでよりさらに改善したよりより習慣につなげられたらと思っています。 「コロナ以前の生活」と「自粛生活」…残す習慣と変える習慣がありますが、それぞれの時期で見つけた習慣の良さを折衷させ、よりプラスの効果をもたらす「新しいベターな生活様式」を進めていけたらと思います。 今後とも、ご理解とご協力いただきますようよろしくお願いいたします。 ![]() ![]() ![]() ![]() |
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