5月29日(月)児童朝会:講話より
今朝の校長講話では、「正しい鉛筆・箸の持ち方」について話をしました。「鉛筆を正しく持つこと」と「箸を正しく持てるようになること」は、非常に関係があります。
鉛筆が正しく持てると、親指・人差し指・中指の3本で鉛筆が自由に動かせます。しかし、鉛筆を握るような持ち方、親指でおさえ込むような持ち方など間違った持ち方をすると、鉛筆は指だけで自由に動きません。手首の動きまで必要になります。 鉛筆の正しい持ち方をお箸に置き換え、その下に、2本目の箸を薬指に添えるように入れると正しいお箸の持ち方になります。鉛筆と同様、上のお箸を自由に動かすことができると、小さな物でもつまむことができます。お箸を使った「豆つかみゲーム」は楽しくお箸の使い方が練習できるゲームです。 日本人やアジアの人々が使うお箸ですが、スプーンやフォークと異なり、使いこなすには指使いときめ細かい動きが必要になります。昔から日常生活で箸を器用に使う生活が、日本の繊細な文化や緻密で正確な物づくりの力につながったのではないでしょうか。 今、科学技術やの進歩とともに、必要とされている能力の順位は変化しているかもしれません。しかし、身につけた方がよいことは、個々の子ども達のため、そして、広くは文化継承のためにも、できるようになってほしいと思っています。 ![]() ![]() ![]() ![]() |
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