本日の献立/6月5日(水)・野菜炒め ・みそ汁 ・ごはん、牛乳 栄養価 エネルギー 717kcal、たんぱく質 31.0g、脂質 15.7g ☆ピーマン☆ ピーマンはトウガラシの仲間で、英語では「bell pepper(ベル・ペッパー)」「sweet pepper(スイート・ペッパー)」などと呼ばれています。トウガラシは中央・南アメリカが原産で、江戸時代の初期に薬味や香辛料として伝わりました。その後アメリカで品種改良され、明治の初期に辛味のないトウガラシとしてピーマンが伝わり、当時は「甘トウガラシ」と呼ばれていました。ピーマンの名は、フランス語でトウガラシを「piment(ピマン)」と呼ぶことが語源となったようです。その後、日本で好まれる品種も育成され、第二次世界大戦後になって生産量が増加しました。一般に使われている緑色のものは、未成熟の果実で、完熟すると赤くなります。これは「赤ピーマン」といわれ、緑のものと比べて甘味が強く、苦味は少なく、また、栄養価も高くなることから、最近では注目され、完熟用の品種もつくられています。年中出荷されますが、おいしいのは6〜9月ごろです。 独特の香りはピラジンという成分で、血液をサラサラにして血栓や血液凝固を防ぐ作用があり、脳梗塞や心筋梗塞の予防効果があるといわれます。栄養価も高く、ビタミンCやカロテンを多く含んでいます。幅広く料理に使われ、とくに油を使った料理に適するので、炒め物によく使われます。 今日の給食では、ツナ、キャベツと合わせて炒めものに使っています。 |
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