本日の献立/11月13日(水)・きゅうりの辛味づけ ・中華スープ ・ごはん、牛乳 栄養価 エネルギー 752kcal、たんぱく質24.5g、脂質 24.2g ☆回鍋肉(ホイコーロー)☆ 回鍋肉は、中国の四川省が発祥の料理です「回鍋」は、調理した食材をいったん鍋からおろし、再度鍋に戻して調理することを意味しているようです。これは四川省の古くから伝わるお祭りで土地の神にゆでた豚肉のかたまりをお供えし、お祭りが終わった後にその肉を食べていたそうです。しかし、冷めたままの肉ではおいしくないことから、薄切りにして、唐辛子やにんにくの芽とともに炒めて食べるようになり、これが回鍋肉の起源となったようです。 一般にこの料理をつくるときは、豚肉を炒めこれをいったん鍋からおろし、野菜は油通し、または炒めておいて、にんにく、しょうがなどの香味野菜を炒めて香りを出したところに肉と野菜をもどし、タレを加えてさっと混ぜ合わせます。 四川料理での回鍋肉は、にんにくの芽や葉、唐辛子を使用した辛味の強い料理ですが、四川省の料理人である陳建民(ちんけんみん/1919〜1990)が、日本でこの料理を広めた際に、にんにくの芽の代わりにキャベツを使用し、さらに甜麺醤(テンメンジャン)を使って甘辛い味に仕上げたそうです。そのため、日本ではこの味付けのものが一般的となったようで、今日の給食もこちらの味つけとなっています。 |
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