本日の献立/7月20日(月)・コーンスープ ・黄桃(カット缶) ・黒糖パン、牛乳 栄養価 エネルギー 751kcal、たんぱく質 30.0g、脂質 18.4g ☆コーン(とうもろこし/玉蜀黍)☆ トウモロコシは、メキシコから南アメリカ北部にかけてが原産とされ、その栽培の歴史は古代にまでさかのぼり、古代マヤ、アステカ文明では、トウモロコシを中心とした穀類とジャガイモなどの芋類が、発展の原動力となったようです。そして、1492年にアメリカ大陸に到着したコロンブスがヨーロッパに持ち帰り、現在では世界の農業になくてはならない作物となりました。日本へは1579年にポルトガル人によって長崎に渡来し、その後、明治時代の北海道開拓を機に本格的な栽培が始まりました。 トウモロコシの品種は、用途によって大きく分かれ、おもに穀類として利用される硬粒種、家畜の飼料となる馬歯種、ポップコーンに使う爆粒腫、野菜として利用する甘味種などがあります。甘味種はスイートコーンとも呼ばれ、第二次世界大戦後、アメリカから甘みの強い品種が導入され、さらに利用が高まりました。 野菜として食べるものは、糖質やたんぱく質が主成分で、胚芽の部分にはビタミンE・B1・B2、カリウム、亜鉛、鉄などが多く、また、食物繊維も豊富です。甘味種の旬は6〜9月となり、生のものがよく出回りますが、ゆでて冷凍加工されたものが年中出回っています。とくに粒だけを加工したものがいろいろな料理に利用されています。 今日のコーンスープには、甘味種の粒をゆでて、冷凍にした製品と、裏ごししてクリーム状にした缶詰製品を使用しています。 |