本日の献立/11月16日(月)・ほうれん草のグラタン ・白桃(缶) ・コッペパン、マーマレード、牛乳 栄養価 エネルギー 849kcal、たんぱく質 35.4g、脂質 24.7g ☆ベーコン☆ ベーコンはハムとともに豚肉の保存方法として開発されたもので、塩漬けにした豚肉を燻煙したものです。その歴史は古く、紀元前にまでさかのぼります。一説によると紀元前数世紀の海賊が長い航海のための保存食として、塩漬けの肉を火であぶったものを貯蔵していました。ところがある日、肉をあぶるための薪が湿っていて煙でいぶされたようになったところ、味も良く長期の保存もできることがわかったということです。ベーコンの名は、16世紀の末ごろスペインの無敵艦隊を破ったイギリスが、世界進出に向かうため、船舶用の食糧として、哲学者のフランシス・ベーコン(1561〜1626年)が大量の塩漬け豚肉の燻製をつくらせたことが由来になったといわれます。 日本では、1872(明治5)年、長崎の片岡伊右衛門という人が、アメリカ人から加工技術を学び、製造したという記録があり、また、1874(明治7)年にイギリス人のウィリアム・カーチスが、神奈川県鎌倉郡でハムやベーコンなどの製造販売を始めたそうです。 今日の給食では、「ほうれん草のグラタン」に使用しています。 |