本日の献立/12月24日(木)・菊菜とはくさいのごまあえ ・さつまいものみそ汁 ・ごはん、牛乳 栄養価 エネルギー 781kcal、たんぱく質 29.9g、脂質 18.5g ☆きくな(菊菜)☆ キクナは、春に黄色の花を咲かせることから、「春菊(しゅんぎく)」とも呼ばれています。原産地は地中海沿岸とされ、ヨーロッパでは観賞用として栽培されていましたが、アジアに伝わる過程で食用として栽培されるようになったと考えられています。現在、日本以外で食用としている国は、中国、インド、東南アジアなどのようです。日本への伝来は、室町時代とされており、「高麗菊(コウライギク)」、「琉球菊(リュウキュウギク)」、「ローマ菊」などの名でも呼ばれていたことから、朝鮮半島、沖縄などから渡来したものと考えられます。 栄養価の高い緑黄色野菜で、カロテンはホウレン草よりも多く、ビタミンB2・C・E、カルシウム、鉄なども豊富です。独特の香りは、α‐ペネン、ペリルアルデヒドと呼ばれる成分で、食欲の増進、胃もたれの解消、消化促進などの働きがあるといわれています。 旬は11月〜3月で、柔らかいので、おひたしなどのあえものによく使われるほか、これからの季節、冬の鍋物には欠かせない食材となっています。また、運送などの影響を受けて傷みやすい野菜ですので、大阪市の給食ではできるだけ大阪府内か近郊で生産されたものを使うようにし、地産地消にもつながるよう努力しています。 今日の給食では、はくさいと合わせてごまあえにしています。 |