本日の献立/1月21日(木)・菊菜とはくさいのおひたし ・みそ汁 ・アーモンドフィッシュ ・ごはん、牛乳 栄養価 エネルギー 778kcal、たんぱく質 32.2g、脂質 20.8g ☆砂糖☆ 砂糖は、きわめて古い歴史を持つ自然食品で、その起源は4000年以上前にさかのぼります。その主な原料となるサトウキビの原産地は、現在のニューギニアの島々と伝えられ、東南アジアを経てインドに伝わりこの汁を煮詰めて砂糖をつくるようになったといわれます。紀元前2400年ごろのインドの仏教典にサトウキビから作られた「Sarkara(サルカラ)」の記録があり、これが砂糖の起源といわれ、英語の「Sugar(シュガー)」の語源ともなっています。その後、西のペルシャ、エジプト、東の中国へと伝わり広がったとされています。 日本へは、奈良時代に薬として中国から伝わり、正倉院に保存されている「種々薬帳」に「蔗糖」として記されています。15世紀になり、茶の湯の流行とともに貴族や武士の間で和菓子の材料としても使用されるようになりましたが、当時は、高価で貴重品として扱われていました。江戸時代には奄美、琉球、阿波など西日本での栽培が始まり、18世紀になって「甜菜(てんさい)」を原料とした製糖も考案され、明治時代には北海道で甜菜の栽培が始まるとともに近代的な製糖工場も建てられ、一般の人々にも広まるようになりました。 現在日本で消費される砂糖の量は約200万トン。料理や菓子など毎日のように私たちの口に入る砂糖は、単に甘味を与えるというだけでなく、肉類を柔らかくする、でんぷんの老化を防止してすし飯などのパサつきを防ぐ、脂肪の参加を防止してケーキやクッキーなどの風味を保つなどいろいろな働きがあり、私たちの食生活を支えてきました。肥満や虫歯などの原因として何かと悪者にされることが多いですが、うまく利用していきたい食品です。 今日の給食では、「豚肉のごまだれ焼き」と「菊菜とはくさいのおひたし」に使用しています。 |