本日の献立/3月4日(木)・一口がんもと里いものみそ煮 ・蓮根の炒めもの ・ごはん、牛乳 栄養価 エネルギー 809kcal、たんぱく質 35.8g、脂質 20.6g ☆大根おろし☆ 大根おろしは、だいこんの根の部分をおろし器ですりおろすことによって、独特の食感を持たせた食品です。昔から「大根おろしに医者いらず」といわれることもあり、いろいろな薬効があると考えられています。 その1つは酵素によるもので、でん粉、たんぱく質、脂肪などを分解する酵素が含まれていることから消化を助ける働きがあると考えられています。また、すりおすことにより得られる辛味成分には殺菌作用や、炎症を抑える効果があり、昔から、おろし汁に蜂蜜を加えて飲むと咳やのどの痛みに良いというような民間療法もあります。 ただし、どちらも加熱や時間経過などにより、効果がなくなります。そのため、これらの効果を期待するのであれば、食事の直前におろし、生で食べる必要があります。給食では食品衛生上、加熱調理が原則となっていますので残念ながらこれらの効果は得られませんが、加熱することで甘みは増加しますし、独特の風味や見た目の効果もありますので、みぞれ焼き、みぞれ汁などの料理に使用されます。 今日の給食では、冷凍の大根おろしに、みりん、しょうゆを加えて煮たタレを焼いた狭腰(さごし)にかけています。 |