本日の献立/3月17日(水)・菜の花のおひたし(かつおぶし) ・豆腐のみそ汁 ・ごはん、牛乳 栄養価 エネルギー 731kcal、たんぱく質 30.5g、脂質 16.6g ☆菜の花(なのはな)☆ 「菜の花」というと地中海沿岸や中央アジア、北ヨーロッパなどを原産とするアブラナ科の植物全般の花をさしますが、食品としての菜の花は、花が咲く前の蕾(つぼみ)がついた茎と葉の部分を野菜として食べるものです。アブラナは古くから主に灯油や食用油をとるためや、食用、観賞用として栽培されていました。明治時代に入ると、油をとるための作物は「菜種(なたね)」として栽培が広がり、そして、一部の地方で、野菜として食べるものは「菜花(なばな)」、観賞用は「花菜(はなな)」として残りました。 食用のものは、冬から早春にかけて(12〜3月ごろ)が旬で、春を告げる緑黄色野菜として親しまれています。少し苦味がありますが、ゆでることで抑えられ、おひたしや漬物、汁物として利用されます。栄養価はたいへん高く、同じ重さで比べると、カルシウムは牛乳の1.5倍、鉄はホウレン草の1.5倍、ビタミンCはみかんの4倍も含まれています。その他のミネラル成分やビタミン類、食物線維なども多く含まれています。カゼや貧血の予防など、その他いろいろな効果が期待される食品です。 今日の給食では、白菜と合わせて、だし汁と砂糖、薄口しょうゆであえ、かつおぶしをかけて食べるようにしています。 |