本日の献立/5月21日(金)・ひじきの炒め煮 ・五目汁 ・ごはん、牛乳 栄養価 エネルギー 760kcal、たんぱく質 31.5g、脂質 22.7g ☆ひじき(鹿尾菜)☆ ひじきは褐藻類のホンダワラ科に属し、北海道南部から南西諸島にかけて、波の荒い岩礁上の低潮線付近に生える海藻です。夏の終わりから秋にかけて芽を出し、夏になると硬くなってしまうので、3〜4月ごろの柔らかいうちに収穫します。生のままでは渋味や、有害な成分も含まれるので、数時間かけて水煮して灰汁(あく)を抜き、乾燥させます。「生ひじき」として販売されているものもありますが、これは生ではなく乾燥ヒジキを蒸したものです。 以前は水煮の際に鉄釜を使用していたため、その鉄分を吸収することで、鉄分がたいへん多い食品としてあげられていました。しかし、現在はステンレス製の釜を使用することが多く、この場合、鉄釜のものに比べて10分の1程度となります。それでも、カルシウム、マグネシウム、ヨウ素、鉄などのミネラル成分を含むほか、食物繊維も多く含んでおり、栄養面では期待される食品です。 今日の給食では、うす揚げ、にんじんとともに炒め煮にしており、その効果についてはわかりませんが、本校の給食室での調理の際に鉄釜を使用しました。 |