本日の献立/5月28日(金)

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献立名 ・ちくわの磯辺揚げ
    ・厚揚げと里芋の煮もの
    ・あっさりキャベツ
    ・ごはん、牛乳
栄養価 エネルギー 820kcal、たんぱく質 28.7g、脂質 20.3g

☆ちくわ(竹輪)☆
 チクワは竹や木、金属などの棒や管に、魚のすり身を巻き付け、あぶり焼きにしたものです。チクワの起源は弥生時代から平安時代にかけてとされ、はっきりしていませんが、神功皇后(じんぐうこうごう/生没年未詳、170〜269年との説あり)とされる人物が三韓渡航(さんかんとこう)の途中で、九州生田の杜(もり)で、魚肉を鉾(ほこ)に塗って食べたという伝説があるそうです。そして、焼いた様子が蒲(がま)の穂に似ていることからこれを「蒲鉾(かまぼこ)」と呼んでいました。しかし、室町時代あたりから板にすり身をつけたものが作られはじめ、これと区別するために、棒を抜いた形が竹に似ていることから「竹輪蒲鉾(ちくわかまぼこ)」となり、板付きのものはそのままカマボコの名で呼ばれました。そして、いつのまにか本来のカマボコの名が省略され、単に「竹輪(ちくわ)」と呼ぶようになりました。
 全国各地で名産品としても作られ、豊橋ちくわ(愛知)、野焼き(島根)、豆腐ちくわ(鳥取)、豆ちくわ(岡山)、竹つきちくわ(徳島)などがあります。一般に中央部に焼き色が付き、両端が白いものをよく見かけますが、これは、1873年(天保8)に愛知県でつくられた「豊橋ちくわ」を原型として広まったようです。
 今日の給食では、天ぷらの衣に青のりを加えて風味をつけ、「磯辺揚げ」にしています。
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