本日の献立/12月19日(月)・ひじき豆 ・かぶのゆず風味 ・ごはん、牛乳 栄養価 エネルギー 748kcal、たんぱく質 29.8g、脂質 18.5g ☆かぶ(蕪)☆ カブは、16日に紹介したダイコンと同じくアブラナ科の野菜で、形状が大根ともよく似ていますが、別種となります。こちらも古くから親しまれ、「古事記(712年)」や「日本書紀(720年)」などに記載があり、また「すずな(菘・鈴菜)」とも呼ばれ「春の七草」の一つとなっています。品種も多く、大阪の「天王寺」、京都の「聖護院」、奈良の「今市」など地域ごとにさまざまな品種が栽培されています。旬は11〜12月ごろで、冬場に多く出荷されます。 形状だけでなく栄養面でも大根とよく似ており、根と葉の部分の成分が異なっています。 大根と同じように、根の部分には、ビタミンCを多く含むほか、胃での消化を助けるアミラーゼなどの酵素を含み、葉の部分は、緑黄色野菜に分類され、カロテン、ビタミンC、鉄、カルシウムなどを多く含んでいます。栄養価の高い食品ですので、葉の部分もできるだけ利用したいです。中には葉の方を主に利用する品種もあり、漬物で有名「野沢菜」もカブの一種となります。 今日の給食では、根の部分をゆず風味の酢の物にしています。 |
|