本日の献立/3月16日(木)・ケチャップ煮 ・ツナとキャベツのバジルソテー ・ごはん、牛乳 栄養価 エネルギー 871kcal、たんぱく質 31.7g、脂質 28.3g ☆オリーブ油☆ オリーブ油は、おもにヨーロッパ、地中海地方で生産される植物性の油脂で、オリーブの果実を圧搾し、水分などを取り除いたものです。オリーブの原産地は、アジア、地中海東部の沿岸、北アフリカなどいろいろな説があり、明確にはなっていませんが、利用の歴史は古く、紀元前3000年ごろには中近東あたりで栽培されていたようです。また、オリーブの木自体が神聖なものとして扱われており、古代ギリシアではオリーブの枝を競技会の勝者の冠(かんむり)として、旧約聖書では平和の象徴とされています。これは現代にも引き継がれており、国際連合旗では、地球をオリーブの枝で囲んだような図柄となっています。 日本へは1861年ごろにフランスからオリーブの苗木が導入され、1882(明治15)年に神戸に植えられたものから、日本で最初のオリーブ油が生産されました。その後は、小豆島で順調に栽培が続けられ、オリーブ油の生産も行われています。 イタリア料理など地中海料理には欠かせない食材として、炒め物、サラダ、ピザなど幅広く料理に使用され、その香りや風味を添えています。近年では、日本でもおなじみの食品となり、日本料理に使用されることもあります。 今日の給食では、「ツナとキャベツのバジルソテー」の炒め油として使用しています。 |
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