本日の献立/7月11日(木)・オクラの梅風味 ・ツナっ葉炒め ・ごはん、牛乳 栄養価 エネルギー 714kcal、たんぱく質 31.2g、脂質 16.1g ☆梅肉(ばいにく)☆ 梅肉というのは、梅干しの種を取り除き、すりつぶしたもので、おにぎりや、あえもの、煮もの、焼き物などの料理によく使用されています。 梅は中国が原産とされ、古くから観賞用や薬用などとして栽培されていました。およそ1500年前には梅の果実が塩漬けとして利用されていたという記録があるそうです。日本へも古くから観賞用として伝わっていたようですが、梅干しとして果実を利用するようになったのは平安時代の中頃と考えられており、村上天皇(926〜967年)が梅干しと昆布茶で病気を治したとの言い伝えがあります。戦国時代になると、梅干しは保存食としてだけでなく、食中毒予防や傷の消毒にも用いられたといわれています。今でもクエン酸などによる疲労回復効果や消毒効果、またアルカリ性の食品であるということなどから健康的な食品として好まれています。 今日の給食では、和歌山産の梅肉を使用し、砂糖、酢、うす口しょうゆと合わせて、蒸したオクラにあえています。 |