本日の献立/11月7日(木)・キャベツとコーンのサラダ ・みかん ・ライ麦パン、牛乳 栄養価 エネルギー 839kcal、たんぱく質35.5g、脂質 23.3g ☆帆立貝(ほたてがい)☆ ホタテ貝は、千島列島、サハリン、北海道、本州北部、朝鮮半島北部などの水深10〜60mの海底に生息している扇型をした二枚貝です。殻の開閉によってある程度泳いで移動することができます。この行動は、危険を感じた時などに起こすもので、一晩に数百メートル移動したという報告もあります。この移動する習性から、殻を帆のように立てて海上を移動しているのではないかと考えられていたため「帆立貝」と呼ばれるようになったようです。 昭和30年代くらいまでは、高価な貝でしたが、養殖技術の進歩により、生産量が増えたため価格が下がり、以前よりも購入しやすくなりました。現在の生産地は漁獲と養殖を合わせて第一位は北海道、第二位は青森県となっています。 10月から冬場にかけてうま味成分も多くなり、おいしい旬の時期となります。今日の給食では、ほたて貝の貝柱をシチューに使用しています。 本日の献立/11月6日(水)・含め煮 ・もやしのゆずの香あえ ・ごはん、牛乳 栄養価 エネルギー 819kcal、たんぱく質28.9g、脂質 23.1g ☆ブラックマッペ(もやし)☆ 今日の「ゆずの香あえ」に使用しているもやしは、「ブラックマッペもやし」です。ブラックマッペというのは、10/29に紹介した小豆と同じササゲ属に属する豆類で、「毛蔓小豆(ケツルアズキ)」とも呼ばれています。アジアに広く分布する野生種の「緑豆(リョクトウ)」から栽培化されたものと考えられ、インドでは豆として煮る、煎る、または挽いて粉にするなど食材として一般的に利用されているそうです。 日本では、ミャンマーやタイから輸入され、ほとんどがもやしの原料となり、国内の広い地域で栽培され野菜として利用されています。 もやしは野菜の中でも傷みやすく、そのため、義務化はされていませんが、袋に消費期限や製造日が表示されているものも多いです。購入する場合は、表示をよく確認して、軸がきれいな白色で張りのあるものを選び、期限内もしくは変色しないうちに食べましょう。保存は低温の方がよいので、野菜室より冷蔵室やチルド室などに保存した方がよいようです。 ※もやしについては4/16にも記載していますので、参考にしてください。 本日の献立/11月5日(火)・きゅうりのサラダ ・スープ ・おさつパン、牛乳 栄養価 エネルギー 794kcal、たんぱく質32.4g、脂質 27.6g ☆食生活のリズムを整えましょう!☆ 健康的な体を維持するためには、朝、昼、夕の食事をバランスよく食べるということが大切です。そのためにも3食とも主食、副菜を組み合わせてしっかり食べることが望ましいです。また、それぞれを決まった時間に食べることで、生活の全体のリズムも整いやすくなります。成長期である今、将来の健康のため、習慣として身につけてもらいたいですね。 本日の献立/11月1日(月)・みそ汁 ・ごまひじき ・ごはん、牛乳 栄養価 エネルギー 725kcal、たんぱく質26.7g、脂質 16.4g ☆千草焼き(ちぐさやき)☆ 千草(ちぐさ/ちくさ)というのは、色々な草という意味で、料理用語としては、いろいろな材料を合わせた料理につけられる名称です。同じような意味から百草(ももくさ)という場合もあります。千草焼きといった場合、色々な材料を合わせた焼き物ということになり、肉類や、たけのこ、にんじんなどの野菜、しいたけなどを細かく刻み、溶いた卵に加えて焼き上げた卵焼きのことをこのように呼ぶことが多いです。同じような卵焼きで、ふくさ(袱紗)焼きということもありますが、ふくさ(袱紗)というのは、裏地をつけた布を意味し、ふわっと柔らかいことから、半熟程度に柔らかく仕上げたものをいうことが多いです。給食では、食品衛生の上からも、半熟に仕上げることはありませんので、千草焼きとしています。 今日の給食では、鶏肉(ささみ)、とうふ、コーン、みつばを鶏卵に加えて焼いています。卵だけで焼くのではなく、色々な具材をとり合わせることで、栄養価を高めることもできます。 本日の献立/10月31日(木)・キャベツのサラダ(ノンエッグドレッシング) ・みかん ・ごはん、牛乳 栄養価 エネルギー 807kcal、たんぱく質26.9g、脂質 16.6g ☆ノンエッグドレッシング☆ 今日の「キャベツのサラダ」に使用する「ノンエッグドレッシング」は、見た目や風味はマヨネーズのようですが、卵を使用せずに作られたマヨネーズ風味のドレッシングです。原材料は食用油、酢、大豆で、卵のかわりに大豆を使用し、卵アレルギーに配慮したものとなっています。 実は、一般的にマヨネーズに加える卵黄は、本来混ざり合わない油と水分を混ぜ合わせるための乳化剤としての役割を果たすもので、そのかわりをする材料があれば、少し風味は変わりますが、マヨネーズによく似たドレッシングを作ることができます。作り方もマヨネーズと同じで、酢以外の材料をよく攪拌した後、徐々に酢を加える方法で作ることができます。乳化剤としてよく使用されるものとして、からし、マスタード、豆乳、などがあります。アレルギーがある場合などで、乳化剤となるものが使用できない場合、代わりになるものがあれば、体の状態に合わせたマヨネーズ風味のドレッシングを作ることもできます。また、アレルギーなどでない場合も少し風味の違ったドレッシングを楽しむことができます。 |
|