本日の献立/9月2日(月)・じゃがいもと一口がんもの煮もの ・キャベツのおひたし ・ごはん、牛乳 栄養価 エネルギー 787kcal、たんぱく質34.5g、脂質 19.8g ☆一口がんも☆ 一口がんもは、精進料理で知られるがんもどき(雁擬き)を一口サイズにしたものです。 がんもどきは、豆腐をくずして水を切り、にんじん、れんこん、ひじき、ごまなどを加えて練り、油で揚げた大豆製品です。鳥類のガンの肉に似ているということが、その名の由来とされており、関西では、ひりょうず(飛竜頭)、ひろうすとも呼ばれ、竜の頭の形に似ていることからこの名になったといわれています。 しかし、どちらも別のものだったという説もあり、がんもどきは、江戸時代には豆腐ではなく、こんにゃくを原料とした、精進料理の「糟鶏(そうけい/薄いみそ煮のようなもの)」だったという説があります。また、ひりょうずはポルトガル語で「フィリョース」という小麦粉を使った焼き菓子だったとされ、江戸時代の料理書には、小麦粉の代わりにもち米を使ってこねたものを油で揚げ、砂糖蜜にひたし、こんぺいとうをのせたものと書いてあるそうです。しかし、たしかなことは分かっておらず、今のところ謎となっています。 いずれにせよ、現在では大豆製品の1つとなっていますので、良質のたんぱく質やカルシウム、鉄などを多く含む栄養価の高い食品となっています。 今日の給食では、鶏肉、じゃがいも、こんにゃく、にんじん、三度豆とともに和風の煮ものにしています。 |
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