本日の献立/6月24日(水)・チンゲン菜ともやしの甘酢あえ ・アーモンドフィッシュ ・ごはん、牛乳 栄養価 エネルギー 739kcal、たんぱく質 27.2g、脂質 16.5g ☆はるさめ(春雨)☆ はるさめは、でんぷんでつくられる麺類の一種で、熱湯で軽くゆでて食べるものです。 中国では、6世紀ごろから緑豆のでんぷんを原料としてつくられていた記録があり、その後も利用されています。 日本へは、鎌倉時代に伝わり、葛(くず)や片栗(かたくり)のでんぷんでつくったものが、「水繊(すいせん)」という名で食べられていたようです。その後、昭和10年代になり、ジャガイモとサツマイモなどのでんぷんを混合して原料としたものが開発され、第二次世界大戦後に春雨(はるさめ)の名で一般化しました。日本ではこのハルサメが主流となっており、サラダなどのあえものや、炒めもの、煮ものなどにも使用されています。今日の「マーボーはるさめ」もじゃがいもとさつまいもを原料としたはるさめを使用しています。 本日の献立/6月23日(火)・キャベツの赤じそあえ ・みそ汁 ・ごはん、焼きのり、牛乳 栄養価 エネルギー 730kcal、たんぱく質 29.0g、脂質 15.5g ☆しそ(紫蘇)☆ 原産地は中国、ヒマラヤ、ミャンマーのあたりで、日本へは5000年以上前に渡来していたとみられ、新潟で2500年前のものとされる土器からその種子が出土しています。栽培の歴史も古く、平安時代以前と考えられており、「本草和名(ほんぞうわみょう/918年)」や「※倭名類聚抄(わみょうるいじゅしょう/931〜938年)」などの書物に、イヌエ、ヌカエ、ノラエなどの名で薬用、漬物などに利用していた記述があります。(※「倭」は「和」、「抄」は「鈔」と表記されることもあり一定していません。) しその名の由来は諸説ありますが、後漢の末期に洛陽の青年がカニの食中毒により命を落としそうになり、「紫(むらさき)の薬草」を煎じて飲ませると「蘇った(よみがえった)」という伝説があるようです。 現在食用として栽培されているものは赤じそと青じそに大別されますが、もともとは赤じそで、青じそはその変種となります。赤紫蘇は梅干しやしょうがの色付けなどに使用され、青紫蘇は大葉とも呼ばれ、野菜としてよく使用されます。 今日の給食では、赤じそを味付けして乾燥させたものをキャベツにあえています。 本日の献立/6月22日(月)・ミックス海藻のサラダ ・りんご(カット缶) ・ごはん、牛乳 栄養価 エネルギー 828kcal、たんぱく質 32.3g、脂質 25.8g ☆給食で使用する海藻☆ 本日の献立/6月19日(金)・すまし汁 ・のりのつくだ煮 ・固形チーズ ・ごはん、牛乳 栄養価 エネルギー 761kcal、たんぱく質 34.2g、脂質 19.6g ☆つくだ煮(佃煮)☆ つくだ煮は、小魚などの魚介類、昆布、野菜などを砂糖、しょうゆ、みりん、飴などの調味液で甘辛く煮詰めた加工食品です。大阪市の給食では、のりのつくだ煮を手作りで調理していますので、その作り方を紹介します。 本日の献立/6月18日(木)・キャベツと三度豆のサラダ ・スープ ・食パン、いちごジャム、牛乳 栄養価 エネルギー 804kcal、たんぱく質 32.1g、脂質 27.3g ☆ウインナーソーセージ☆ ソーセージは、食肉の保存法として開発された食品で、その歴史は古く、古代ギリシャの記録にメソポタミア文明においてソーセージが作られていたことを示す文献が残されているそうです。その後、ヨーロッパ各地で、ハム、ベーコンを作った残りの豚肉やその他の畜肉を細切りにし、食塩、香辛料などと練り合わせ、動物の腸などに詰め、塩漬け、乾燥、燻煙、加熱などの加工法を組み合わせにより、多くの種類がつくられてきました。「ウインナーソーセージ」もその一つで、オーストリアのウィーンに由来するものです。 日本へは明治維新以降、色々なソーセージの製造法が伝わり、現在はJASで規格が定められています。これによると、「ウインナーソーセージ」は、緬羊(めんよう)の小腸または人工のケーシングを使用して材料を詰め、直径20mm未満で、燻煙または湯煮(ゆに)したものとされています。このとき、直径が20〜36mmになると「フランクフルトソーセージ」、36mm以上で、牛の小腸などを使ったものは、「ボロニアソーセージ」と呼ばれるようになります。 今日の給食では、ゆでたソーセージに、ケチャップ、デミグラスソース、ウスターソースを合わせて煮、水溶きでん粉でとろみをつけたソースをかけています。 |