本日の献立/9月8日(火)・オクラのおかか炒め ・みそ汁 ・アーモンドフィッシュ ・ごはん、牛乳 栄養価 エネルギー 751kcal、たんぱく質 31.9g、脂質 17.6g ☆えのきたけ☆ エノキタケは世界中に広く分布し、色や形の変異も多く存在します。栽培が始まって以来、品種改良され、現在は白い色の品種が出回っています。野生のものは、茶褐色で、かさはまんじゅう型、ひだは白く、柄は下に行くほど黒くなり繊維質になります。雨にぬれるとかさがぬめり、束になって出てくるので、古くは「なめすすき」と呼ばれていたそうです。 栽培の歴史は古く、江戸時代にはエノキタケが出そうな木を湿った場所において、むしろをかぶせ、米のとぎ汁をかけて、発生させたそうです。今では、プラスチック製のビンにのこ屑と米ぬかなどの栄養剤を詰めて殺菌した後、エノキタケの菌を植え付けて栽培します。栽培については、年間を通じて行われていますが、天然のものでは、11〜3月ごろに発生します。 栄養面では、ビタミンB1、B2、ナイアシンなどのビタミン類や、カリウム、マグネシウム、鉄、亜鉛などのミネラル成分も多く含まれています。 今日の給食では、みそ汁の具として使用しています。 本日の献立/9月7日(月)・切り干し大根のごま辛味づけ ・とうがんの中華スープ ・食パン、マーマレード、牛乳 栄養価 エネルギー 887kcal、たんぱく質 33.4g、脂質 34.4g ☆鶏肉のから揚げ☆ 「から揚げ」というのは、小麦粉やでんぷんなどの衣を薄くまぶすか、何も付けずに揚げる料理法のことです。鎌倉時代には、このような料理法があったとされ、江戸時代には「衣かけ」などと呼ばれていたようです。から揚げと呼ばれるようになったのは1900年代前半ころからのようで、その名の発祥については、中国から伝わった料理として「唐揚げ」、または、衣をつけずに揚げることから「空揚げ」などよくわかっていません。 今日の給食では、鶏肉の皮付もも肉を使用し、しょうが、にんにく、塩、こしょうで下味をつけたものに、でん粉をまぶし、菜種油で揚げています。 本日の献立/9月 4日(金)・なすのそぼろいため ・みそ汁 ・ごはん、牛乳 栄養価 エネルギー 771kcal、たんぱく質 33.3g、脂質 17.1g ☆かぼちゃ かぼちゃはウリ科の植物で、夏が旬の野菜です。一年中出回りますが、国産のものがよく出回るのは、6〜10月ごろです。緑黄色野菜の代表格で、カロテンを豊富に含んでいます。 日本で食用として利用されるものは、日本かぼちゃ、西洋かぼちゃ、ペポかぼちゃの3種類です。日本へ伝わったのは、日本かぼちゃが最初で、16世紀中頃にポルトガルより九州に伝わり、このときカンボジアでとれたものとして伝えられたことが、「かぼちゃ」の語源となったようです。西洋かぼちゃは、江戸時代の末期に伝わり、北海道を中心に全国に広がり、現在では、最も多く利用されるようになりました。ペポかぼちゃは明治時代の初めに伝わり、味にはあまり魅力がありませんが、個性的な形のものが多く、料理の色添えや観賞用として利用されます。 今日の給食では、西洋かぼちゃをみそ汁の具として使用しています。 本日の献立/9月 3日(木)・豚肉とじゃがいもの煮もの ・キャベツの梅風味 ・ごはん、牛乳 栄養価 エネルギー 769kcal、たんぱく質 33.2g、脂質 17.4g ☆さごし(狭腰)☆ サゴシというのは、サバ科の魚で、鰆(さわら)の若魚です。サワラは大きくなるにつれて呼び名が変わる出世魚で、50cmくらいまでを関西では「サゴシ」、関東では「サゴチ」と呼び、70cmくらいまでのものを「ヤナギ」、そして70cmを超えるようになるとサワラと呼ばれるようになります。サワラは全長1mにもなる大型の魚で、腹の部分が膨らんでおらず、細長い形をしていることから、「腹(はら)が狭い」という意味で「狭腹(さはら)」から「さわら」と呼ばれるようになったようです。そして、その若魚については、腹ではなく「腰(こし)が狭い」という意味で、「狭腰(さごし)」と呼ばれるようになったようです。 日本沿岸では、北海道南部〜九州南岸の日本海・東シナ海・太平洋沿岸、瀬戸内海などで生息しています。 今日の給食では、料理酒と塩で味つけし、塩焼きにしています。 本日の献立/9月 2日(水)・トマトスープ ・洋なし(カット缶) ・ごはん、牛乳 栄養価 エネルギー 762kcal、たんぱく質 30.1g、脂質 21.6g ※本日、配布文書に「食育つうしん(9月)」を掲載しましたので、こちらの方もご覧ください。⇒食育つうしん(2020年9月) ☆米粉を使った「豆乳マカロニグラタン」について☆ |