7/10(金)の献立
☆7/10(金)は担当者不在のため、当日の掲載ができませんでした。たいへん遅くなりましたが、下記のとおり文面のみ掲載させていただきますので、ご了承ください。
「本日の献立」については、給食終了後に再度掲載させていただきます。 7月10日(金) 献立名 ・豚肉の香味揚げ ・すまし汁 ・あっさりきゅうり ・ごはん、牛乳 栄養価 エネルギー 796kcal、たんぱく質 30.2g、脂質 22.3g ☆あっさりきゅうり☆ 「あっさりきゅうり」と呼んでいるのは、きゅうりをスチームコンベクションオーブンで蒸すか、またはゆでたものに塩をふった料理です。家庭では、塩もみにしてあっさり食べることもあると思いますが、学校給食では食品衛生面から加熱することが必要であるため、このような調理を行っています。 本日の献立/7月 9日(木)・スープ ・すいか ・黒糖パン、牛乳 栄養価 エネルギー 722kcal、たんぱく質 31.5g、脂質 18.4g ☆すいか(西瓜)☆ すいかは、90%以上が水分であり、カリウムなどのミネラル成分や、カロテンなども含まれ、夏の水分補給に適した食品であると考えられます。 すいかを選ぶ際は、色つやがよく、ずっしりと重いものがよいとされ、果頂部(つると反対側の薄茶色の部分)が5円玉程度の大きさのものが、食べごろといわれています。 ところで、すいかウリ科の仲間になり、「くだものなのか?野菜なのか?」というようなお話がよくあるように思います。野菜の定義は、園芸学においては、「草本性(そうほんせい)の一年生植物」とされ、これでいうと、スイカ、メロン、イチゴなどは野菜に分類され、農林水産省の野菜出荷統計においても野菜として扱われています。一方、厚生労働省の国民栄養調査など、栄養学や摂取量等に関する統計では、メロン、スイカ、イチゴは、甘さやその食べ方などから、「果実類」として扱われています。したがって、これらを扱う立場によって分類の仕方が異なり、簡単に考えると、「作物」として扱った場合は「野菜」、「食品」として扱った場合は「くだもの」というように考えるといいのではないかと思います。 ※食育つうしん(7月号)を掲載しました。→食育つうしん(2020年7月) 本日の献立/7月 8日(水)・厚揚げのしょうがじょうゆかけ ・すまし汁 ・ごはん、牛乳 栄養価 エネルギー 739kcal、たんぱく質 32.1g、脂質 19.2g ☆にがうり☆ ニガウリは、熱帯アジアの原産で、アジアや中国では古くから栽培され、日本へは、江戸時代に中国から伝わりました。その名の通り、にがいウリで、正式名は果物の茘枝(れいし→ライチ)に似て表面に凹凸が多いことから、ツルレイシ(蔓茘枝)と名づけられました。地方によってもいろいろな呼び名があり、沖縄ではゴーヤ、宮古島ではゴーラ、鹿児島ではニガゴリなどと呼ばれています。ちなみに英語ではBitter melon(ビター・メロン)となるそうです。 独特の苦みはモモルデシンという成分によるもので、胃液の分泌を促進して食欲を増進する効果や血糖値を下げる効果があるといわれています。その他ビタミンC、カリウム、カルシウム、マグネシウムなども豊富に含まれます。ニガウリのビタミンCは調理をしても壊れにくく、たんぱく質と組み合わせると、効率よく吸収することができます。沖縄では、チャンプルなどで、豆腐や卵などと一緒に料理しますが、とても健康的な食べ方と言えます。 今日の給食では、豚肉、もやしとともに炒めて、かつおぶしを添え「ゴーヤチャンプルー」としています。 本日の献立/7月 7日(火)・大福豆の煮もの ・とうがんのみそ汁 ・ヨーグルト ・牛乳 栄養価 エネルギー 875kcal、たんぱく質 35.2g、脂質 20.4g ☆大福豆(おおふくまめ)☆ 大福豆は、へその部分まで真っ白なインゲン豆の一種で、6/25に紹介したてぼ豆などとともに「白いんげん」の仲間です。てぼ豆と違って大粒で、10個並べると6寸(18.2cm)くらいになるということから、西日本では、「斗六豆(とうろくまめ)」「十六寸豆(とろくすんまめ)」などと呼ばれることもあるそうです。また、こちらは「つる性」で草丈が3mくらいにもなるため「手竹(てだけ)」と呼ばれる支柱を立てて栽培されます。主に北海道の胆振(いぶり)地方や北見地方で栽培されており、9月ごろに多く収穫されます。 不足しやすい鉄や食物繊維を多く含み、甘納豆や煮豆、和菓子などの材料として使用されます。今日の給食では、甘い味付けの煮ものにしています。 本日の献立/7月 6日(月)・ケチャップ煮 ・たことキャベツのバジルソテー ・黒糖パン、牛乳 栄養価 エネルギー 824kcal、たんぱく質 32.2g、脂質 26.9g ☆チキンレバーカツ☆ 今日の「チキンレバーカツ」の原材料は、鶏肉、鶏レバー、たまねぎ、パン粉、小麦粉、でん粉、砂糖、食塩、カレー粉です。鶏などのレバー(肝臓)には鉄やビタミンAが多く含まれています。 鉄は、体内で赤血球に約2/3が、残りの約1/3は内臓や各細胞に存在しており、全身の各組織や細胞に酸素を送り、身体を活性化させる重要な働きがあります。不足すると体が酸欠状態となり、息切れや貧血などの原因となります。日々消費されるため、毎日食事でとる必要がありますが、意識してとらないと不足しがちになる栄養素の1つです。厚生労働省の食事摂取基準によると12〜14歳の推奨量は1日に10mg、文部科学省の学校給食摂取基準では1食あたり4mgとなっており、今日のレバーカツ1個(50g)で、1mgの鉄をとれるようになっています。 また、レバーは、その食感やにおいから、苦手な人も多いですが、ほのかなカレー味をつけたミンチカツ風にして食べやすくなっています。 |